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遊びたい盛りの暴君  作者: 豚家 
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次の町へ

「よしっそろそろ別の町に行くか」

アルフリードは呟いた。アルフリード達は迷宮を攻略した後、数日クレタノスの町で冒険者協会の依頼を受けて過ごしていた。依頼を終え帰ってきたら町をめぐることを繰り返し過ごしていたが、町の目ぼしい場所はもう巡り終えた。だから、アルフリードは次の町に行くことに決めた。

「ソラ、ここからだとどこがいい?」

「そうですね、この町からだとジュラス領が近いのでそちらを目指すのはどうでしょうか」

「よし、じゃあそれで決まりだ。さっそく向かうぞ」

「「畏まりました」」

アルフリードの決定にソラとサラがそろって返事をする。ソラが宿の荷物を闇の中へと仕舞っていき出発の準備を終えると宿をチェックアウトしそのまま町を出た。アルフリード達は歩いてジュラス領を目指していく。馬車を用意したり、魔法で移動してもよかったが特段急いでいるわけでもない。そのため、アルフリード達は初級冒険者らしく歩いて移動することにした。クレタノスの町からジュラス領の町までは徒歩で三日はかかる道のりを歩き一日目で王領を出てジュラス領へと入った。夜が訪れ野営をし二日目もジュラス領の町を目指して歩いていく。しばらく歩いていると、街道に停車している馬車が見えた。近ずいていくと何やら様子がおかしいことにアルフリード達は気づいく。襲撃を受けている。襲撃を仕掛けているのはラプトルの群れでそれに対して、馬車の護衛と思われる冒険者たちが五人、馬車を守りながら戦っている。

「こっちに来るなっ逃げろ」

歩いてくるアルフリード達に気付いた冒険者が声を張り上げアルフリード達へと忠告する。しかし、アルフリード達は何も気にせず進んでいく。アルフリード達が馬車のすぐそばまで到着すると、冒険者の一人がアルフリード達に怒声を浴びせる。

「なんでこっちに来んだよ!状況が分かってねぇのか!」

冒険者たちは馬車を守るのに精一杯でラプトル達を仕留めきれないでいた。

「助けはいるか?」

アルフリードは冒険者に言い返した。

「報酬は出すのでお願いします!」

馬車の中から声が聞こえた。

「オーケー」

アルフリードは答えると一人ラプトルの群れに突っ込む。ラプトルの群れの内二匹がアルフリード達に襲い掛かる。二匹のラプトルは連携しながらそれぞれアルフリードの頭と足を狙って噛みついてくる。アルフリードは素早く腰に携えている剣を抜くと高速でラプトル二匹の頭を切り落とした。アルフリードが二匹を屠ったことでラプトル達は仲間がやられたことに怒ったのか一斉に襲い掛かってきた。

「俺たちは馬車を守りながら戦うぞ」

「「応」」

冒険者達はアルフリードの横を抜けてきたラプトルを相手していく。ラプトルの群れに突っ込んだアルフリードは次々と斬り倒していき十五匹程仕留めたころ残ったラプトル達は馬車を襲うことを諦め逃げ出した。ラプトルの群れが森の中に逃げ込んだのを確認したアルフリードは馬車へと合流する。身の危険が去ったことを確かめた馬車の主が馬車から降りてきてアルフリード達に礼を言う。

「助かりました。ありがとうございます」

「俺からも礼を言わせてもらう 助かった」

続いて護衛の冒険者のリーダーが礼を述べた。

「それで、報酬の話ですがもしよかったらジュラスの町まで護衛していただけませんか?もちろんその分の報酬も支払いますので」

「俺たちもジュラスの町に向かう予定だったからいいぜ」

アルフリードは馬車の主である商人の依頼を受けることにした。アルフリード一行は商人とその護衛の一団と共にジュラスの町へと向かっていく。


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