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遊びたい盛りの暴君  作者: 豚家 
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迷宮

クレタノスの迷宮六階層の森林を真っ直ぐにアルフリード達は進んでいる。六階層に入ってから何度か魔物たちと戦っているが、この階層の魔物は動物型の様だ。六階層の魔物の厄介なところは、草木に隠れて奇襲を仕掛けてくるところである。アルフリード達が森の中を進んでいると、木の上から突如石が飛んでくる。アルフリードは剣で飛来する石の軌道を変えて防ぐ。

「次はなんだ?」

アルフリード達が石が飛んできた木の方を見上げるとそこには、猿の魔物がいた。小石を何個も抱えてニタニタと笑いアルフリード達を見下ろしている。猿の魔物は抱えている小石を連続でアルフリード達へ投げつける。アルフリードは、投げつけられた石をすべて剣で叩き落とすとお返しとばかりに、斬撃を飛ばし猿の魔物を叩き落した。猿の魔物を倒したと思ったのも束の間、アルフリードの背後から別の猿の魔物がアルフリードの頭目掛け石を振り下ろそうと飛び掛かってくる。それを、アルフリードは肘打ちで迎え撃つと猿の魔物は魔石に変わった。

二体の猿の魔物を倒したが、周りの木の上や草むらがガサガサと揺れる。

「どうやら、猿の群れに囲まれましたね」

「二十匹位ですかねぇどうします?アル様」

「俺がやる」

ソラとサラにそう告げたアルフリードは一斉に襲い掛かってくる猿の魔物達を次々に切り倒していく。ソラやサラを狙う個体も流れるように倒す。やがて、最後の一匹を仕留め、猿の魔物の群れとの戦闘は幕を閉じた。猿の魔物の群れを倒したアルフリード達は再び、森の中を進んでいく。しばらく進んでいるとアルフリード達は異変を感じ取る。

「なんか匂うな」

「これは、血の匂いでしょうか?」

「少し探るか」

アルフリードはソラと言葉を交わすと血の匂いを頼りに辺りを探っていく、すると、木々の間に倒れ伏した四人の冒険者を見つかった。地面には大量の血溜まりができている。

「こりゃあ、ひどいやられ様だな。」

「四人ともすでに亡くなっています。鋭利な刃物でやられた様です。」

四人の死亡を確認したソラはアルフリードに遺体の状況を報告した。

「こういう時はどうすりゃ良いんだ?」

「そうですね、冒険者証を回収して遺体は埋めてしまいましょう。協会にこの方々の冒険者証を見せて報告すれば問題ないかと。」

ソラが遺体から冒険者証を回収すると、サラが魔法を発動する。冒険者達の遺体は地面に飲み込まれる様に消えていった。遺体を埋葬したアルフリード達は先に進み始める。ひたすら森林を進むとやがて壁が見える。六階層の端に辿り着いたみたいだ。壁の辺りを見渡すと下の階へと続く階段をアルフリード達は見つけた。アルフリード達は七階層へ到達した。七階層は六階層と同じく森林だった。またしてもアルフリード達は草木が生い茂る森の中を歩いていく。




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