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第一章幕間 『永遠の誓い、永遠の歩み』
「……」
気づけば、深い回想は終わって、自宅前の玄関に立っていた。
明かりのついた家。見るからに誰かがいるのがわかる。
――あれから2年、高校1年生。
今でも創作活動を続けている。
今まで一人だった僕が――。
それはきっと――、
「ただいま」
ドアノブを掴み、帰宅する。
「おかえりなさい」
優しい微笑みを浮かべて現れる『彼女』。
だから僕も、微笑ましくも思ってしまう。
あの日、誓い合った言葉。
永遠の愛。永久の歩み。
――『Eonian Gait』。
そう――。
僕はもう、一人じゃない――。
――君と僕。
寄り添って歩く僕らの旅はまだ、終わっていない――




