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変態魔王の初戦闘


現在俺は木の陰に隠れていた


俺の視界に映るのは緑の肌をしていて醜悪な顔をしている人型の魔物である。錆びた刃物を持っているし、あんなんで斬られたら絶対なんか病気もらいそうだ


とりあえず《鑑定》



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ステータス


種族 ゴブリン


保有スキル


《精豪: Lv3》


説明


緑の肌に醜悪な顔をもつ魔物


ゴブリンに捕まった場合、苗床として利用される危険性がある。

Dランク冒険者1人で倒せる魔物。しかし、群れで行動している場合1人では危険である


ゴブリンの上位互換として《ゴブリンソルジャー》《ゴブリンメイジ》などが挙げられる


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どうやら筋力などのステータスは見れないようだ

それにしても、苗床か...絶対嫌だわ。しかもあいつ《精豪》なんて嫌なスキル持ってるし、恨みはないが死んでいただこう


そっと近づき、ゴブリンの方へ手をかざし《ダークボール》を打ち込もうとした瞬間


「ギ?オンナ!オンナノニオイダ!」

ゴブリンが此方の方を向いた。やばっ!?気づかれた!と、思ったらゴブリンの目から光が消えトロン、とした感じの眼になった瞬間、ピコンと音が頭の中でなり


【スキル《精豪》を取得しました】


え?ちょま!?いらねぇぇぇぇ!!


急いでステータスを見ると


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ステータス


名前 ミヅキ=クオウ Lv2


年齢 16


種族 魔王 性別 女


肉体ランクSSS



HP: 160/160


MP: 280/280


筋力: 80


耐久: 55


敏捷: 135


魔攻: 220


魔耐: 165


魅力: 9060


適正属性


闇 氷 雷


スキル


《生存の知恵:Lv5》《闇魔法:Lv1》《精豪:Lv1】



固有スキル


《色欲》《魔眼:鑑 幻 魅》《異世界言語》


《アイテムボックス》


称号


《変態紳士》《異世界人》《色欲の魔王》《天運》



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うわぁ〜スキル増えてるし、Lvがあがってるな、これもしかしなくても《色欲》の効果だよな?ゴブリンを鑑定してみると状態異常で魅了が付いていた。試しに命令してみる


「よし、武器を置け」

命令してみると素直に武器を置いた


やっぱこのスキルチートだよな、あの美幼女、最低限の力だけくれるとか言ってたけど俺、運良くてよかったぁ〜


そうだ、水の場所と食糧を探さなければいけなかった。ついスキル検証とかで忘れていた。ゴブリンに聞けば分かるかもしれないな


「水の場所と食糧がある場所に案内してくれ」


「ギ、ワカッタ。ツイテキテクレ」


そういえばなんで俺ゴブリンの声がわかるんだろうか?



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ゴブリンの元についていくと泉と木の実がなっている大きな木があった。泉の水はとても綺麗で、水底が見えるほど透明だ。

ゴブリンの評価を上げることにする。こいつは使えるし生かしておいてやろう


「おぉー!すげえ!まずは飲めるか鑑定しないとな」


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名前 上質な水



説明


とても綺麗な水、飲水可能

ポーションの材料に使うと上質な物を作れる


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どうやら飲むことはできるようだ。

水を飲もうとして泉に近づくと水面に絶世の美少女が映っていた


キラキラと光る長い純白の髪に大きな翡翠色の瞳、あの美幼女を超えるくらいの整った顔、肌は真っ白できめ細かく、胸はCにギリギリ届くか届かないくらいか、スタイルは抜群、やばい惚れた。


ただ何故だろう?俺の高校の男子の制服を着ていたってこれ俺じゃね?


「まじかよ、これは可愛いすぎるぜ」


今まで意識してなくて気づかなかったが声まで美声に変わっていた。この声で男の口調では違和感バリバリである。百合ハーレムを作るためにこれからはすこし口調を気をつけよう、1人の時は男口調でいくけど


「よし、次は木の実だな。《鑑定》っと」


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名前 上質なアッポー


ランクD


説明


食卓によくデザートとして並べられる赤い果物

栄養価が高く、とても美味である。上質な水で育ったため、通常のアッポーより美味かつ栄養満点


けっしてリンゴではない


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アッポー、つまりリンゴですねうん。 試しに1つ取り食べてみる


齧ってみると程よい甘さで瑞々しく、甘い果汁が口いっぱいに広がる


「やべえ、超美味しい。前はそんなに甘いもの好きじゃなかったけど性別が女になって変わったのか?」

取り敢えずアッポーがある分だけ採取し、《アイテムボックス》に放り込む。これで暫くは安泰だろう。まあ肉食わんと死ぬけども


「よし、暫くはここを拠点にしてLv上げをしよう。ゴブリン!そんなに強くない魔物がいる所に案内してくれ!」


「ギギ、ワカッタ」


よっしゃぁ!魔物狩りじゃぁぁ!




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