第38話 勇者A編 メイドの霊!
勇者A ここが2階の老婆が出た部屋だ・・
プル (ごくり・・)
勇者A 入るぞ!
・・・・・・・キィ〜〜
勇者A 真っ暗だな・・
勇者A なんも見えない
勇者A ランプつけるか
勇者A 電源はっと・・
突然、部屋が明るくなった。
勇者A な・・なんだ〜〜〜〜!
プル プルププ(ひ〜〜!)
?? あら、どなたですか?
勇者A え・・・
部屋にはメイドの姿をした、若い女性が立っている。
勇者A ええっと・・勇者Aです。
プル プルププ(プルだよ)
勇者A あんた誰?
?? 私はこの城に仕える、メイドのラナと申します。
勇者A え・・ここには確かメイドは、アンナさんしかいないはず・
ラナ アンナ?どなたですか?
ラナ それに、この城にはメイドは5人いますよ。
ラナ この階にメイドの部屋が並んでいます。
ラナ ところで、私に何か用ですか?
勇者A 俺ここ探索頼まれてて・・
ラナ ?・・・あぁ・・
ラナ 見回りをしている城の兵士の方ですね。
勇者A え・・・?
ラナ お仕事ご苦労様です。
プル プルププ(なんなんだ・?)
ラナ 喉乾いていませんか?
ラナ お紅茶お入れしますよ。
勇者A えーっと、ホットでミルクと砂糖2つお願い。
勇者Aは順応が早い。
ラナ そこの魔物ちゃんは、何がいいかな?
ラナは優しく微笑む。
プル プルププ(えーっと・・あれ・・俺一体何を・・)
ラナ そうだわ、戸棚にクッキーがあったわ。
ラナは戸棚から、クッキーの箱を取り出しテーブルに置いた。
ラナ ここに座って、寛いでいってくださいな。
二人は用意してもらった椅子に座る。
ラナ 召し上がれ。
勇者A ありがと〜ラナ
プル プルププ(俺、そんなの・・)
プル ニュウ〜ゴクン!
プルは出された物は必ず食べる。
プル (甘ぇ・・・)
10分後
勇者A 俺、リンって家内いるんですけね
勇者A かわいくって本当に、アハハハ
ラナ いいですね、私も結婚したいわ。
プル プルププ(リンさん綺麗ですよ、アンナさんも美人だけど!)
勇者A達はラナと楽しそうに話していた。
・・・・・・ボーンボーン・・
部屋にある振り子時計の針が、夕方5時を指す。
ラナ あら、すっかり話こんじゃったわ。
勇者A 本当だ。
プル プルププ(いつの間にか、こんな時間だ。)
ラナ 食事の準備をしなくては・・
ラナはそう言うと、部屋を出て行った。
ラナが部屋を出た瞬間、部屋が真っ暗になる。
勇者A ええ・・なんだ〜
プル プルププ(停電か?)
勇者A プル、ランプつけろ。
プル プルプル(ヘイ!)
勇者A ん?
勇者A あれ・・さっきまでと部屋の様子が・
プル プルププ(埃臭いし、くもの巣はってる・)
勇者Aは部屋の外へでた。
勇者A うーん、どうなってるんだ・・?
プル プルププ(さっきまで綺麗な部屋だったのにね・)
勇者A 【シギト、シギト!】
勇者Aはトランシーバをつかった。
シギト 【どうした?】
勇者A 【例の部屋に俺入ったんだけどさ〜】
勇者Aは一部始終をシギトに話した。
シギト 【ここには、アンナさんしか、メイドはいないはずだ】
シギト 【ましてや、5人もいるわけがない】
勇者A 【それがいたんだって・・結構若い、かわいいメイドさんが】
シギト 【おかしいな・・】
シギト 【・・・・】
シギト 【俺の推測では・・】
シギト 【その娘は・・昔その部屋に住んでいたメイドの霊だと思う】
勇者A 【ええ・・でも、お婆さんじゃねーぞ?】
シギト 【霊はその時々で、年齢が変わるという。】
シギト 【霊とは何も意思があるわけじゃないんだ。】
シギト 【人は生きている時に感じた事を、残留思念としてこの世に残す。】
シギト 【お前はその残留思念と出くわしたんだよ。】
勇者A 【ええ・・・じゃ俺と話してたさっきの人は・・】
勇者A 【幽霊だったのか・・】
勇者Aは背筋に寒いものを感じた。
プル プルププ(う・・だんだん怖くなってきた・・)
シギト 【取り合えず、そこの部屋はいい、他も頼む】
勇者A 【うぇ・・】
シギト 【霊を怖がってちゃ、この稼業はやっていけんぞ】
勇者A 【分かった・】
シギト 【じゃ、切るな】
カチャ・・
勇者A、プル ・・・どないしよ〜・・
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