第42話 勇者A編 魔物!
ラナ 話って何の・?
勇者A ん〜?何話そう?
勇者A 勢いで言ってみたけど、何聞けばいい?
シルディ 〜〜〜
シギト そうだ・・な
熊五郎 ラナさん
ラナ はい?
熊五郎 君はここの王様の事どう思う?
ラナ 立派な王様ですわ。
ラナ 私達メイドや兵士達にも、分け隔てなく優しく接してくれます。
シギト 素晴らしい王だ。
シルディ お妃様はどう?
ラナ お妃様ですか・・
ラナの顔が一瞬曇る。
ラナ お妃様は、王様と同じで優しい人でした。
ラナ でも・・・・ある日を境に・・
ラナ 別人のようになって・・
ラナ うう・・あぁああぁああぁあ・・・・
ラナが頭を抱え絶叫したかと思うと
部屋の電気が消えた。
勇者A どうしたんだ!ラナ!
シギト ん〜・・
シルディ なんか、ラナ怯えてたわね。
熊五郎 それに悲しそうだった。
勇者A この城で何があったんだろう・・
シギト 仕方ない。
シギト 取り合えず、お妃の部屋へ行こう。
みんな ok!
みんなはお妃の部屋へやって来た。
シギト 開けるぞ・
シルディ ん〜・何もいないわね・
勇者A お妃はいないな。
シギト この部屋を隅々まで調べてみよう。
みんな ok!
熊五郎 たいした物無いな。
勇者A 特に怪しい物は
シルディ (・・・・肖像画・・)
シルディ ん・・?
シルディ ちょっと来て!みんな!
シギト どうした、シルディ。
勇者A ん?
プル プルププ(?)
シルディ 私昼間に、このお妃様の肖像画みたの。
シルディ あんまり良く見てなかったから
シルディ 気づかなかったんだけど・・
シルディ この肖像画のお妃様の足の近くに、何かいるの。
シルディ これなんだろ?
勇者A 猫じゃない?
熊五郎 犬にも見えるが・・
シギト これは・・・・
シギト 魔物・
シルディ え?
シギト 見てみろ、目の色を。
熊五郎 緑の目・?
シギト こんな目をした猫や犬がいるか・・?
シギト お妃はどうやら、魔物をペットとして飼ってたようだ。
シギト 取り合えず、下の階も調べるか。
ガチャン・ガチャン・
シギト 何か上がってくるぞ・・
勇者A え・・?
シギト 一旦部屋へ隠れろ。
ガチャン・ガチャン・
シギト達はドアを少し開き、隙間から階段の様子を見ている。
ガチャン・ガチャン・
シギト (・・・鉄の鎧を着た兵士・・)
シギト (・・・上へ上がっていくな・・)
シギト (・・・みんな後をつけるぞ・・)
みんな (・・・ラジャ・・・)
兵士は見張り塔のドアをすり抜けていった。
シギト (・・・みんなドアを開けて外に出るぞ。)
シギト (・・・屈んで気づかれないように、近づけ。)
シルディ ok・・
上がってきた兵士は、見張り台に居る別の兵士と何か話している。
幽霊兵士A おい、まただよ・・
幽霊兵士B どうした?
幽霊兵士A お妃様の怒りに触れたメイドが、地下室へ連れて行かれたよ。
幽霊兵士B なんだって・・
幽霊兵士A お妃様もついて行ったらしい。
幽霊兵士B それって・・まさか・・
幽霊兵士A あぁ・・あいつも連れて行ったよ・・
幽霊兵士B くわばらくわばら・・・・
兵士はす〜っと姿が消えていった。
勇者A どういうことだ?
プル プルププ(さぁ・・)
シルディ あいつってもしかして、足に映ってた魔物のことじゃない?
シギト どうやら、お妃は自分の気に入らない者を、牢獄へ連れて行き・・
熊五郎 まさか・・・・
勇者A まさかって?
プル プルププ(良く分からん・・)
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