2人は…
きれいな夕焼けを2人で見て、話していた私達。
「もう暗くなりそうだし、帰ろっか。」
『うん、そうだね…。』
「中島くんと夕焼けを見られて、嬉しかったよ。」
好きな人と夕焼けを見る事なんて、この先ないかもしれないなぁ…。
『羽生さん…。』
「どうしたの?」
中島くんの顔を見ると、赤くなっていた。
この夕焼けぐらい赤いから、何かあったのかな…と心配になる私。
『僕、羽生さんの事が…好きなんだ。』
「…え…?」
一呼吸遅れてしまった返事は、疑問系になっちゃった。
今、中島くん何て言ったの…?
『羽生さんの事、ずっと見ていたんだ。
学校では、恥ずかしくて中々話せなかったけど…。』
「わ…私も、好きだよ。」
気が付いたら、そう言っていた。
まさか、中島くんが私の事を好きなんて…。
まだ、信じられないよ…。
『えっ、本当に!?』
「うん…。」
中島くんは、ニコニコしていて嬉しそう。
そして、私は気が付くと中島くんにすっぽり収まっていた。
「あっ…。」
今度は、私の顔が赤くなった。
中島くんは、甘いバニラの香りがした。
『これから、付き合って下さい。』
「はい!!」と元気良く返事をした私。
ベアのお陰で、付き合える事になったよ。
ありがとう。




