公園④
水の方へ急いで向かっていると、ベアとチャッピーの声が聞こえた。
『星羅ちゃん、危ないよ!!』
『今は、行ったら駄目チャー!!』
だけど、おさるさんが危ない…。
どんなに悪い子でも、助けないと…。
そんな事を思っていたら、私の横を急いで通り過ぎた人がいた。
「あっ…。」
そう、おさるさんに犬にされた人だったのだ。
「あ…危ない!!私が行くよ!!」
『星羅は、そこで待ってて!!』と犬が言った。
犬は、焦った表情をして走る。
その表情を、私は見た事がある…。
もしかして、あなたは…。
『よし、大人しくして。』とおさるさんに言い、犬は水を泳ぎながら、こっちへ向かってきた。
「大丈夫…?」とおさるさんと犬に聞いた。
『大丈夫だウキー…。』
『大丈夫だよ。』と言っていたら、チャッピーとベアがこっちに来た。
『星羅ちゃん、良かったぁ…。』とベアは、泣きながら私に抱きついてきた。
『危なかったチャー。ごめんチャー。』
『ペンギンは、悪くないウキ。俺が間違っていたよ…。』
おさるさんは、どこかを見ながらそう言った。
『もう、悪い事はやめてね…?』とベアがおさるさんに言った。
『やめるウキー。人間も、ごめん。戻すウキー。』
おさるさんは、魔法の杖を犬に振った。
犬がキラキラし出して、魔法は解け始めた。




