表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/41

公園②

氷の壁の向こうから、誰かがひょこっと出てきた。

遠くて見えないけど、丸いというのとしっぽがあるのは分かる。


『一体、誰だチャー!!』とチャッピーが言うと、『危なかったウキー。』と声がした。


ウキーって、まさか…と思っていたら、こっちに近付いてきた。

その正体は、可愛いおさるさんだった。


「えっ…、おさるさん?」


隣にいたベアも、ポカンと口を開けている。


『そうだウキー。せっかく、動物を集めたのに…何で逃がすんだ…?』


『だって、可哀想だったんだもん。』とベア。


「どうして、動物を集めたの?」と聞いてみた。


『人間にイタズラをしたかったんだ。』


酷いなぁ…と思いながら、私はベアとチャッピーを見た。


『そんな悪い子には、チャッピーの水魔法チャー!!』


『み…水?』とおさるさんが焦り出した。


水に何かあるのかな…と考えていたら、抱えていた犬がこう言った。


『おさるさんは、水が苦手らしいよ。何かの本に書いてあったはず…。』


犬が本を読むなんて、初めて聞いたなぁ…とびっくりした私。

この人、元はもしかしたら…


『その人間がどうなっても良いのか!?』とおさるさんが犬を指差しながら言った。


やっぱり、人間だったんだ…と確信した私。


『星羅ちゃん、どうしよう…。』とベアは涙ぐんでいる。

そんなベアを見て、私も悲しくなったのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ