手芸が得意な人②
挨拶が終わり、マントを見ていたくろぴー。
『これが、魔法使いのマント?格好良いろん。』
ニコニコしながら、そう言ってくれた。
「ありがとう。マントに見えて良かったぁ…。」
『あとは、紐とシルエットって聞いたろん。』
一体、どうやってシルエットを描いてくれるのか…気になるなぁ…。
『うん。よろしくね!!』
『じゃあ、まずはチャッピー。自分のマントに転がって。』
『分かったチャー。』
マントに転がって、シルエットを描くの…?
『始めるろん。』
そう言ってくろぴーが、マントの上に粉をふりかけ始めた。
その粉は、チャッピーを避けて落ちていく。
『もう良いチャー?』
『うん。次は、ベア。』
『はーい!!』
ベアのマントにも、同じようにしていくくろぴー。
粉をふり終えたみたいらしく、次は何かを取り出した。
『これを、紐にするろん。』
くろぴーが手に持っているものは、キラキラしている。
「そのキラキラしているのは…?」
『これは、お星様だろん。何かあったら、守ってくれる存在だよ。』
お星様なんだぁ…。
こんなに近くで見たのは、初めてだなぁ。
「へぇー。」
くろぴーは、すごい魔法使いなんだなぁ…と関心した。
『着ても良い?』
『早く着たいチャー!!』
「うん。」
2人がマントを着ると、似合っていた。
シルエットの所も見たら、チャッピーとベアの形になっていた。
『格好良いチャー!!』
『ありがとう!!』
「くろぴー、ありがとう。」
『別にいいろん。』
このマントが完成して、良かった。
私1人だったら、絶対に無理だったよ。




