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手芸が得意な人①
そんな事を話していたら、『ただいまチャー。』と声が聞こえた。
「あっ、帰ってきた。」
ぱっと見た所、チャッピーだけのように見えた。
『チャッピー、“あの人”は?』
『連れてきたチャー。』
誰もいないけど…と思いながら、返事をした。
「そうなんだ。」
『苦しいよ…。』と小さな声がチャッピーの腕の中から聞こえた。
『あっ、ごめんチャー。』と手を広げると…小さな黒猫がいた。
「わぁ、可愛い!!」
私は、猫が大好き。
その黒猫は、可愛い目と口をしている。
『チャッピーは、力が強すぎるろん。
ベア、久し振りだね。』
『久し振りだね!!』
『そして、この人がさっきチャッピーが言っていた人?』
『そうだチャー。星羅、この人が手芸が得意な人だよ。』
「初めまして。可愛いね。」
『そんな事言われたら、嬉しいろん。僕の名前は、くろすけって言うんだ。
皆は、くろぴーって呼んでるよ。よろしく。』
「よろしくね、くろぴー。」と挨拶をした。




