五話それから一ヶ月
えーと即増筆です。
足んなかったー
いや読みにくいだろうと思いますがお願いします
長らく城攻略にて情報収集とゴーストバスターを兼任して一月が経過した。
新しく戦闘スキルや龍魔法と父母の属性魔法までを覚えることができた。
まず!あの死にスキル剣喰らい!
これは死にスキルではなく、手首の先から接触した武器全般に作用するスキルで、成分を細かく分解、風化させ、その元素から魔力を取り出し吸収する。という感じのスキルであった!
城の剣を根こそぎ吸って吸ってしてたそのあとの魔法の規模が広がって城の一部倒壊しました…。
でもこれは相手の武器を白刃取りとかで止めたとしても発生するから相手が武器を頼ってくるならこのスキルは大いに役に立つ。
ちなみに柄を掴むことで風化する速度は相当早くなる。魔力の吸いもよくなるため大変重宝することになるだろう。
次に戦闘スキルというよりスタイル。
まあ言わずもがな武器は全て使えません…。
では無手と魔法の二つで戦うしかないようだ。
転生前は空手をかじっていた程度だがやっていたおかげで少しは体の動かし方、戦い方は身についた。
それにこの体。母は龍、父も龍で超スペックなんですよ!傷はつきにくいし、魔法に対する耐性もある。おまけに毒とかを食っても耐えれる!
なんでわかるか?食ったからだよ!半ば強制だけどな!
龍神様からの無茶振りで毒は後からとり出せるから食えって言ってきたんだ(泣)めっちゃマズかった。
でもマズイですんでるなら良いらしい。
龍神様が食わせた毒はドスダランという蜘蛛型の魔物の物で、体内に取り込むと激痛とともに体の器官を溶かしていくようで。
人間なんかが絶対食えないようだ。
俺が人間じゃないから平気だろうと食わせたらしい。でもね、龍神様知ってるはずだけど俺もとは人間なんですよ!
えーとですね龍魔法が増えました。
種と涙、風、雷ですね。これに加え奮起する大地、踊る焔、湧き出でる水。この3種類だ。
ぜんぶ名前の通りで、
地震を起こします。近くが揺れるていどです。
炎が宙を踊ります。焚き火や焼き調理などに最適。
手から水が湧き出ます。飲める水!
攻撃的な龍魔法はやはり雷ぐらい。
まあ万能なだけの魔法てことで覚えとくにこしたことないならね。
龍魔法はいくら使っても魔力の減りが少ないから一日に際限なく使える。龍魔法は消費効率も良いようだ。
龍魔法の他にも両親にも魔法と戦闘技術は教わった。父親の技術はでかい龍としての戦い型だから参考という感じではなかったが…
母の水属性を操る魔法は細かいことが得意なようで。
湧き出でる水から、濃縮して球にして打ち出したり鞭のようにしならせたり、まるで水に生命を与えたようだ。
しかもこの水を自分の好きな形態に変えることができるため、氷の魔法とも兼用に成る。
父の湖落としで使った氷の鏡は水魔法の延長のようだ。この氷鏡と水の鞭、水弾なんかをマスターして母の魔法の講座は終わった。
ん?少ないって?龍の戦闘方法少ない?
俺も思ったんだけど、これの規模を魔力であげることによって戦い方の幅が広がるんだとか。
少ない手段を試行錯誤で徐々に増えていく手段として扱い、龍としての魔力の多さ、まあいくらあるかわからんけどその魔力で規模を莫大にすることで一気に相手を屠るのよとのこと。
一番手軽なのは俺は使えない氷と水のブレスだって。
父の魔法は雷と風。
とにかく早く、そして鋭く、が戦闘スタイルで龍の大きさ、質量の暴力でぶん殴ったりブレスで一掃したりだそうだ。まあ単純明解な強さだわな。
雷の魔法は少し特殊で帯電と落雷の二つだけだそうだ。帯電はやりすぎると人間の体だと痺れてきて体が動かないなどの影響が出るらしいが、龍の体の回復力なら全然余裕。影響は自身の体に稲妻が走って体のキレがよくなる。身体強化としての役割を果たせるのだ。
落雷は地震わす雷と違い、数を魔力で増やすことと、大きさも変えれる。ただ相手が多い時でないと増やしたり大きくしても意味ないので、まあいつ役に立つかわからない魔法ですね。基本は地震わす雷でいいし。
風魔法は風の鎧と嵐、あとは普通に風を起こすだけ。
パッとしない風の鎧は意外に使える。
単純に規模以内に入った飛び道具は全部弾ける。これに何度救われたか…。そして何より埃を防げるんだよ!ずっとまとっていたらホコリを全て弾いてたんでとても城を楽に進めた!解いた瞬間に浮いていた埃落ちてきた時はやばかったけど。
まあこんな感じですね。強くなりましたまる。
「まあだいたいこんなもんかの。」
龍神様に状況報告を終わらせると、てか長!
「殆ど細かく理解してるようだな。これなら大丈夫だろう。」
一か月の城修行が終わったことにより、龍神様の修行
は終わりを告げた。
「では明日から元の生活に戻るが良い。」
「はい。わかりました。」
元の生活っていうて城修行がないだけなんだけどね。
城の書物も全部読んだよ。字がわからんかった!
なんで母に読んでもらっていたのだ。
聖龍の叡智は計り知れないらしく、この本の内容は全て声で聞かせてくれる。つまり見ただけで全部覚えてしまったのだ!そのチートは俺にくれよ!と嘆くほどだ。
まあ頑張って字を覚えていきましょうかね。
修行フェイズから勉強フェイズに移行しまーす。