第71魚 1月13日~1月15日⑤
今回は3通りストーリーを書いてみたのですがどれもパッとせず……文字数が少ないです。(すいません。今回のが一番マシなのです)
あとは次話の流れがまとまらなくて困っております。土曜日昼ごろには何とか投稿しますので今回はこれで許してください。
12時45分~13時15分
Cブロック予選フィールドにて……うん、なんていうかね?説明に困る事態になってるわけだが……うーん、大事な部分以外は流す形になるが説明しようか。
ヒロのいる応援席からハヅキの姿は丁度良く見える所で、ハヅキも緊張していたせいかキョロキョロとしているときに応援席にヒロの姿を見つけ顔を赤くしたように見えたがその後は落ち着きを取り戻していたので気のせいだろう。
あ~そうそう一応忘れてる人もいるかも知れないのでもう一度説明しておこう。この武闘祭はルールにもあったとおり戦闘方法は基本なんでもありなのである。そう……何でもだ。
Cブロック予選が開始された後すぐに参加者は隣近所にいるプレイヤーと戦い始めるがなぜかハヅキだけ放置されポツーンとしている。その当の本人はというと人の戦っていない方向に体の向きを変えながら妙な動きで移動して行きしっかりと安全を確保しているようである。
「???なんでハヅキは他のプレイヤーに襲われていないんだろう?」
『ふむ……興味深い闘い……いや回避?をしているあの子は確か最近有名な鍛冶師の子ですね。一体どういうカラクリなのでしょうか……」
ヒロもジャックもハヅキを眼で追いながら首をかしげていた。ここでヒロは最近聞いたハヅキのスキル構成を思いだし、どう作用すれば今起きてる事態になるか必死に考えたがさっぱり見当もつかなかった。
そんな時、メリルからメールが届き、現在ハヅキに起きてる状況について分からないか?とあったのだが分からないと答えるとなにやらメリルはカラクリを知っている(教えてもらっていた)らしく自慢げな文章で返してきたので、合流してもらってから説明を求めた所、【天啓鍛冶師】になる前の錬金術スキルを持っていた時期の産物だと言う。
ハヅキがその時に作ったのは次の3つだ。
【陽炎の魂】:自分自身に使用するアイテムで、使うと自分の体を極薄にすることができるが移動速度と魔法詠唱速度が大幅ダウン。攻撃をするか魔法の直撃を受けない限り解けない。
【天昇の爆炎】:攻撃アイテム。着弾地点から周囲10M以内を燃やし尽くす。文字通り天にも昇る勢いですよ。
【ヒールクリスタル】:精神力をこめることで回復魔法が発動する。
「なるほどな。てことは今ハヅキが使ってるのは【陽炎の魂】なんだな?」
『そうよ。……残りの説明だけど、今まで錬金術で色々攻撃アイテム作ってたじゃない?錬金が消える前に!と考えて仕上げた集大成があの2つらしいのよね』
「ほぅ、でも俺的にはハヅキの場合、爆弾系(手榴弾とか消滅手榴弾とか)の方が恐ろしかったんだけどなぁ」
『広範囲と威力なら確かそうね。でもあれだとPT外メンバーが巻き込まれたら大変だからって範囲を狭くしていき更に攻撃力を集中させたのが2つ目の【天昇の爆炎】となるのよ。
3つ目の【ヒールクリスタル】は【リペアボム】を解析してる時に偶然作ることができたそうよ』
『……すばらしい。今教えてもらった情報は私の情報サイトに乗せても構わないだろうか?』
『ハヅキが良いと言うなら問題と思うわよ?本人に確認して頂戴』
ジャックはメリルの話したログを記録しながらそれはもちろんと頷いた。
そんなこんなで気づけばフィールドに残っていたのは、ハヅキ・閣下・知らない人A・知らない人Bの4人だけだ。……閣下はCブロックだったんだな。今の今まで全く気づかなかったぜ。
ハヅキは【天昇の爆炎】を取り出すと、閣下と他2人の中央に投げつけた。閣下も含めて3人ともが未だにハヅキが残っていたことに気づかなかった為、突然現れた爆発アイテムに反応できず……その瞬間轟音が響き渡り爆炎が立ち昇り、治まる頃フィールド上にはハヅキ以外残っていなかった。
こうしてCブロックはハヅキが勝ち上がりとなった。勝利判定を受けたハヅキはすばらしい笑顔でヒロを見ていたのだが、これは笑顔で返して良いのだろうか?引きこもる前に作ったものとはいえ、反応に困るな。根本的なところで残念にならないように良く見ておかないとダメだな。




