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うみマニアのやりこみ冒険記  作者: ふんにゃり
 鰡(ボラ)の章
14/145

第11魚 12月24日⑤

 11/17 17:00 指摘いただいた文章の修正とハヅキ・メリル達の細かい設定を大量追加いたしました。それにともない文章が多少増えましたのでよろしければ確認お願いします。

17時10分


 『ヒロさんは1時間後に始まるイベントどうされるんですか?』

ハヅキに聞かれヒロは答えに詰まる。(どうするって言われても参加するとしかいえないよな?参加しないとか言ったら協調性の無いヤツと思われてもイヤだからな)


 「もちろん参加するぞ。とはいっても俺の場合他のプレイヤーのように森とか陸地で行動すると制限がかかるから海岸エリアメインになりそうだけどな」


 『そうなんですか~。あ、でもでも逆に考えれば海岸エリアはヒロさん専属のエリアになるってことなんですからいいかもしれませんよ』


 !!それは盲点だった。確かに考えてみれば今まで東や南の海で他のプレイヤーなど見た記憶などない

ハヅキの言うとおり此処にイベントモンスターが出るというならば競争相手が0ということだ。


 「そうだな。俺も今言われて気づいたよ。そうするともしかしたら俺トップ取れるかもしれないなぁ。はっはっは~」

 少しおどけ気味に返事をし、そのヒロの言葉にハヅキも微笑んでいる。


 『私も一応参加しますけど町の中がメインになりそうですから上位は取れそうに無いですね~』


 「そっかぁそれは残念だなぁ。ハヅキがもし【潜水】もしくは【水泳】のどちらかと【水中呼吸】を持っていればPT組めたのにな」


 『一応潜水スキルは持ってるんですけどもアーリル周辺に水場がなくてまだLV1なんですよ。それにもう一つの水中呼吸スキルに関しては所持スキルポイントが1ポイントだけですけど足りなくて……』


 なに!?まさかハヅキが潜水スキルだけでも持っていたとは。コレは誘ってみるか?



 「まあ【潜水】だけでも持ってるんなら俺と港町まで行かないか?あの辺りの海なら敵は強いけど熟練度ががんがん上がるよ?それに【潜水】だけしかなくても海岸近くでこまめに呼吸をやりに戻れば溺れて死に戻りをするとかは無いと思うから。

熟練度も1時間もしないうちに10LV位超えるはずだから、その後も俺と一緒に続けるつもりがあるなら増えたスキルポイントを使用して【水中呼吸】を取ればいいよ?諦めるにしてもスキルポイントを貯めておくっていうのはいい方法だと思う」


 とは言ったものの潜水だけだと泳ぐことはできない。潜水はあくまでも深い場所に行く為のスキルで泳ぐ性能はついていなくて海底を歩いて移動する事ができるようになる。

 潜水だけで泳げるのなら水泳スキルいらないもんね。



 『え?そうなんですか?じゃ、じゃあいってみようかなぁ?チラチラッ』


 いや声に出してチラチラッって言われても……可愛いからいいのだがな!

まあ多分港町まで連れて行けってことなんだろうなぁ。陸地だと俺のステータス激減するけど道中に出るスライムと蛇くらいなら倒せるかな?ってことで~


 「あ~、よかったら港町まで護衛しようか?もう一度言うけど陸地だと俺弱くなるけどそれでいいなら……ね?」


 『ワーイ。よろしくおねがいします!あとメリルも連れて行っていいかな?転移門の登録したいって言ってたので』


 うむぅ。ハヅキは子悪魔なのか?種族はヒューマンにしか見えないのだがな……。

 それにメリルも来るのか。てか俺一人で二人を守れるか分からないけどやるっきゃねぇ!!



 「了解。ハヅキ悪いけど護衛代金代わりにポーション用意してくれないか?さっき言ったとおり海ではそれなりに強いつもりだけど陸では雑魚なんだ」


 『OK~わかった~。ポーションくらいなら作り置きがあるから大丈夫よ~』


 こうして18時までにテアトルへ向うべく準備を始めた。ちなみにメリルはさっきまでログアウトだったのだがいつの間にかログインしていたので連絡をとることができ、ハヅキの提案の話を聞くと喜んで食いついてきた。


 17時20分


 『よーし、しゅっぱぁーーっつ!!』

メリルの元気な声が響く。それをみているハヅキは相変わらずニコニコしている。


 テアトルに向うにあたり二人の用意した装備だがハヅキはスキル【服飾】を持っているそうで軽そうだが丈夫なつくりの布の服に鍛冶用ハンマーを装備している。

 メリルは魔法を使えるようなので杖とローブを装備していた。よく見るとそのローブはメリルに会った時に来ていたものだと思い出す。(今朝の話なんだがね。わすれっぽいんだ)


 可愛い子二人との旅なんだ。無様な所は見せられないな。がんばろう!!


 ということでアーリルから南へ南へ向い道中遭遇した見覚えのある魔物と遭遇。


 フォレストスライム 粘体

 体力 70

 精神力0

 攻撃力9


 ドロップアイテム:スライムコア・スライムの粘液


 雑魚だな!種族特性のペナルティにより大幅に能力が下がっているとはいえ、槍自体が強くなっていたので問題なく一撃・・で倒すことができた。


 その後は2度ほどスライムと遭遇したがメリルの魔法であっさり片付けることができた。

そういえばメリルの扱ってる食材はスライムと蛇だったもんな。倒しなれていてもおかしくない。なのにテアトルに来ていないとはおかしなヤツだ。


 アゴダイショウ 爬虫類

 体力 80

 精神力0

 攻撃力12


 ドロップアイテム:蛇肉・蛇牙


 蛇にも襲われたがやはり一撃で倒すことができた。ちなみに拾ったアイテムは二人にあげている。

道中の採取ポイントで拾った薬草はハヅキに、同じく採取で拾った山菜素材はメリルにあげた。

 二人は採取のスキルは持っていなかったのだ。どうやら採取は使える範囲が広い分高品質アイテムを見つけにくいという欠点があるらしい。見つけ難いと言うだけで全く見つからないという訳じゃないぞ?


 そこでハヅキは自分の鍛冶スキルを活かす為に採取系スキルの中でも

鉱石・宝石・石材系素材採取に特化したスキルの【採掘】をもっているとのこと。


 ……昨日初めて会った時は他のスキルは秘密といいながら今ペラペラ喋っていいのですかぃ?


 一方メリルははじめに【採取】を選んだつもりだったらしいのだがキャラ作成が終わりログインしてスキルの確認をしてみると【採血】というスキルを間違って習得していたらしい。ここにオバカな子が居るよ~。採血なんてなにに使うんだよ!?

 紛らわしいスキルがあると心に刻みちゃんと確認してスキルは習得しようと硬く心に決めた瞬間だった。


 とまあこのような会話をしながらアーリルを出て20分経過しテアトルにたどり着いた。


 「中央に転移門があるから登録するといいよ」

ヒロが言うとハヅキとメリルは連れ立って中央へ走っていき転移先の登録を行う。


 『ヒロさんありがとうございます。無事にたどり着けました』


 ぶっちゃけ俺がいなくてもメリルとハヅキだけでも来れただろうな。

まあ天邪鬼では無いのでお礼を言ってくれたら素直に受け取るんだがね。


 「いやいや、気にしないでいいよ。それでハヅキ、イベントの事なんだけど19時開始でいいかな?飯食いたいし」


 『そうですね~。私もちょうど良いしご飯にしますけど19時は厳しいかもしれませんシャワーも済ませておきたいので……』


 しゃ、シャワー……っといかん。二人に変な目で見られるわけにはイカンからな。


 「了解。んじゃおれは一応19時から始めておくからこっち来たら連絡くれるか?」


 『分かりました。ではまたあとで』ハヅキがログアウトする。

 そんな会話をしている姿を残ったメリルにずっと見られていたのでメリルに向き直り尋ねる。


 「どうしたんだ?」


 『ねぇ、イベント私も一緒にしたいんだけど良い?』


 「それは構わないけど……ハヅキにも言ったがスキルで【水泳】もしくは【潜水】のどっちかと【水中呼吸】が無いと行動できないぞ?」


 『大丈夫!今【水泳】と【水中呼吸】取った!』


 行動が早いなメリルさんよぃ。ハヅキよりスキルポイントに余裕があったようで、ハヅキよりは色々スキルを育てていることが分かるな。


 「あと水の中のモンスターはかなり強いから俺の後ろに居ることが条件だ」

 『大丈夫!調理スキルで体力凄く上がってるから!』


 ま、まあいいか。奇襲をメインにはできそうに無いが何とかなるだろう。


 「んじゃハヅキと一緒に合流するか?それとも19時から俺と始めておくか?」

 『二人っきりとかなんか身の危険を感じるからハヅキと一緒に来るわ(笑)』


 ぐぬぅ!失礼なヤツめ!そんなことミジンコくらいしか考えて無いぞ!

などとTPO的にも言う訳にはいかないので、おどけてこう答える。


 「襲ってほしいならそういう格好してきなよ~?ふっふっふ」

 『ギルティ!!今の発言は私に対する冒涜です!誰もそんなこと望まないと思います!』


 メリルが顔を真っ赤に染めて怒る(口調的には照れてるほうだな……)


 とこんなことを話していたら18時になりイベントが開始したので後で合流する約束をしログアウトした。

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