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夏生詩集

リラックス、せねば

作者: 夏生

目を閉じて

一人になって

考えないで

ゆっくり息を吐く


肩の力を抜いて

操り人形の糸が切れたように

なって


そうしていると

変に力を入れていたことに

気づく



リラックスが必要


よく言われることだ


リラックス、リラックス


しなければ


身体がこわばった


せねば、やらねば

身体の血行を悪くする二語


今はいいの、今はゆっくり


しなければ


また身体がこわばった


息をゆっくり吐いて吸って

吐いて吸って


あれは、あれでよかったのか?

もっとできたはずじゃないか

いや、頑張った、頑張ったよ

でもなぁ…


また身体がこわばった

考えるな、悔やむな私!


リラックス、リラックス

意識するほど身体は固まっていく


もう、うんざり!


無理にしなくてもいい

何がリラックス、だ

気休め言葉なんかほっといて

固まった身体を摩ってやろう


今日も

お疲れさんと言いながら


やっと力が抜けた


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