⑧ 明作茉莉沙
明作茉莉沙
血液型 A型
誕生日 2007年 6月14日
パート トロンボーン (パーカッション)
出身校 東藤中学校
所属歴 中学時代、御浦ジュニアブラスバンドに在籍
役職 東藤高校吹奏楽部部長 (高校3年生)
※吹奏万華鏡シリーズに登場する女の子。
【初登場】
初登場は、吹奏万華鏡1の2話から登場している。実は1話の入学式から、トロンボーンの才能の片鱗を見せていた。また、初登場時は、外で練習をしていて、岩坂心音を吹奏楽部へ誘ったのも彼女。
【性格】
穏やかで優しい、礼儀正しい性格。後輩だろうと同級生だろうと、初対面の相手には敬語で接する。また、自身や他人の演奏を過大することも、相手の演奏を卑下することも無く、適切かつ緩い評価を出す事が多い。
また、特殊な能力のようなものを持っていて、集中力が上がるほど、表情は狂気に駆られる。この癖は、中学3年生の時から顕著に表れ、仲間からも指摘されていた。
※誰にでも敬語という訳ではなく、親しい友達(初芽結羽香や港井冬樹など)や敬語使いを断った人には、崩した口調を使っている。(加藤咲慧や岩坂心音など)
【使用する楽器 (高校生時代)】
本編軸ではトロンボーンが中心。しかし、コンクールや定期演奏会では、人数難や田中美心の穴埋めとしてパーカッションを務めていた。トロンボーンの腕は、たった2年間で全国レベル。個人練習メニューは、御浦ジュニアブラスバンドのトロンボーン奏者、港井冬樹から伝授されたものを使っている。
それでも、打楽器を使う描写は多い。コンクールの直前、ティンパニのチューニングを手伝ったり、井土の指示で、優月にドラムを教えたりとしている。
また、打楽器の腕もプロ並みで、殆どの楽器を使える。(ティンパニ、ビブラフォンやグロッケン、多機能のドラムセット、スネアドラムなど)
ただし、楽器によって弱点があり、あまり使わなくなった小物楽器や、小柄な体格ゆえバスドラムは苦手だった。この描写はまだ本編にはない。基礎の実力が高いとは言え、表情を変えなければ才能を発揮できないことや、メンタルに左右されることから、元神平中学校の朱雀美玖音には劣ると見られる。その事実には夏矢颯佚も気付いている。それでも、どちらの楽器も使うことができる上、実力は全く衰えていないことから、優秀な奏者であることには変わりない。
【容姿】
作中でも言及されている。丸みを帯びた輪郭に、顔は整っていて、瞳は赤い。髪は茶髪で短く髪を縛っている。体格は小柄(身長 153cmほど)で大人しそうな雰囲気を纏っている。第一印象は可愛らしい人。2年生までは自傷した傷を隠すために、長袖でいることが多かった。
【過去】
血迷う迷宮の楽章編にて、明かされる。
かつて、茉莉沙は県内でも最強の楽章、御浦ジュニアブラスバンド(以降は御浦楽団と呼ぶ)に所属していた。入団した理由は、親と楽団の関係者に親交があったから。やりたい楽器は特に無かったようで、副監督の阿櫻克二に打楽器を勧められるまま、迷うことなく打楽器を始めた。
ただ、そこからが地獄だった。1つ年下の沢柳律直属の後輩になったが、彼の厳しい指導に心を痛めつけられる。また、仲間として認識されていないと確信した瞬間、茉莉沙の中で何かが切れ、自傷癖に陥ってしまった。その後、辛いことを言われる度に自傷を続け、夏休み明けには、相当な傷が付いてしまった。
夏休み明け、友達の初芽結羽香に気付かれかけるも、必死に隠した。ただそれにも限界があった。炎天下での持久走の授業中、長袖で走っていた彼女は、熱中症で倒れてしまう。保健室で体を冷やすために、腕を捲くられた所、自傷の傷が顕になってしまう。それを初芽に見られ、必死に詰め寄られてしまう。もう隠せないと思った茉莉沙は、沢柳たちのことを打ち明けた。
その後、鬱病として精神科を受診したことで自傷の数は減った。それでも、辛い気持ちになることには変わりなく、ひとり泣いていた所を誰かに見られてしまう。
港井冬樹。彼は御浦楽団のトップレベルのトロンボーン奏者だった。彼は優しくて面白く、茉莉沙の心の支えになった。
それから、数カ月後。沢柳が交通事故で、楽団を休んだことを切っ掛けに、茉莉沙に転機が訪れる。沢柳の評価を気にして、才能の半分を発揮できなかったことに気がついたのだ。その後は、一気に実力を上げ、楽団トップの奏者となった。
それから、港井と共に、全国大会へのメンバーや定期演奏会でも活躍することになった。
だが、強豪の厳しい指導や決まりに辟易としたことで、初芽と共に東藤高校吹奏楽部へ入部した。だが選んだのは打楽器では無く、港井の務めるトロンボーンだった。
【活躍】
❏ 新1年生を入部させる
物語が始まって、すぐ。彼女は外でトロンボーンを吹いていたが、美音ひとつで岩坂心音を誘う。その後、ミステリアスな雰囲気で、心音に興味を引かせた。また1年後には、入部は決まっていたとは言え、加藤咲慧もその音に惚れていた。(勧誘した彼女は未だ辞めていない。)
❏ 沢柳とのドラムソロオーデション
御浦楽団のドラムは、他の学校とは違って、ロータムやチャイナシンバル等の楽器もある為、並の奏者でも困難を極めるものだが、茉莉沙は歴戦の奏者である沢柳の技術を模写して、見事ソロを勝ち取った。ちなみに沢柳からソロを奪えた奏者は、彼女が初らしい。
❏ 定期演奏会 田中美心との約束
文化祭前に、茉莉沙は田中美心とある約束を結んだ。美心が退部してから茉莉沙は、美心のやるはずだった楽器を殆ど請け負う。殆どの曲を完璧に仕上げ、元トップ奏者の活躍を見せた。その後、田中美心を定期演奏会に、少しでも参加できるように、手を回し最後は彼女の前で手紙を読んだ。
❏ トロンボーン対決 藤原美鈴vs明作茉莉沙
吹奏万華鏡2の3話にて、藤原美鈴にトロンボーンを無茶振りされてしまう。美鈴は人との距離感が壊れているが、トロンボーン歴3年の熟練者だった。それでも茉莉沙は、冷静に各音階を吹き、キラキラ星を演奏した。その音はとても美しかったようで、美鈴も音大志望だと勘違いするほど。鳳月ゆなからも『1人おかしい』と言われた。
【人間関係】
(中学時代)
初芽結羽香…中学からの親友。鬱病を見抜いたのも彼女。
港井冬樹…当時、小学生ながらも彼のお陰でオーデションで本気になれた。たまに河川敷で2人きりでトロンボーンを吹いている。茉莉沙に告白したことがあり、茉莉沙も彼のことが好き(秘密♡)
沢柳律…直属の先輩。厳しかったが、何だかんだ最後は茉莉沙を認めた。それでも茉莉沙にはわだかまりが残っていた。
薬雅音乃葉…茉莉沙の友達。鬱病と知った時は心配した。
鈴木燐火…音乃葉と同様。
野々村葉菜…茉莉沙の才能を見抜いた。あまり話してはいなかった。
相馬冬深…あまり茉莉沙は覚えていなかった。だが、同じ時期に楽団を辞めた。
(高校時代)
田中美心…茉莉沙のメンタルケアをしてくれたと定期演奏会で明かされた。
藤原美鈴…直属の後輩。過去を探っているらしい。
小倉優月…過去を初めて話した。また打楽器を伝授することが多い。後輩としては好きな部類らしい。




