⑥ 鳳月ゆな
鳳月ゆな
血液型 O型 誕生日 8月19日
パート パーカッション主にドラム。
出身校 冬馬中学校
【性格】
正直かつ冷静。面倒臭がりな性格をしている。また怠け癖の多い日々から、田中美心に怒られている。また正直過ぎる故、優月からは毛嫌いされている。
【使用する楽器】
中学時代に習っていたドラムを中心に演奏している。またドラム以外にはビブラフォンを演奏している。
【過去】
76話にて明かされる。小学校低学年までは純粋な子供だったが、男子からいじりの標的にされ、ようやく仲良くなった男子、桜坂大吾にさえも裏切られてしまう。結局、裏切りが判明したのも、雪の中2時間ほど待った後に、偶然その現場を目撃した孤児の『詩島玖衣華』に言われたときである。その後、親に捨てられたという玖衣華を家で保護すると、彼女との共同生活を送ることになり、ゆなにとっては血のつながってはいないものの、大切な妹分となる。そんな彼女は面倒くさいことは省略したり楽したりすることが多く、また世界にも通じるほどのドラム奏者だった。玖衣華の性格をゆなは徹底的に受けている。しかし、小学5年生での旅行中、黒服の通り魔からゆなを庇って殺害されてしまう。その後、通り魔は瀕死の玖衣華もろとも崖から身を投げ、死亡している。
※そんな詩島玖衣華だが、走馬灯によって本当は親に捨てられたのではなく、大好きな親がふたりとも自分を置いて亡くなっていたと明かされる。その走馬灯で玖衣華はかつての両親に謝罪する描写があった。
その後、妹を亡くしたゆなは精神を病み、親友だった咲慧との仲も疎遠になってしまう。
それから小学校を卒業した彼女は、玖衣華の遺言を受け継いで本当にドラムを始める。またこの頃はまだ精神科通いだったので、部活は楽な部活に入りたいと考えていた。その結果、ふたつのことを同時にしたくなかった彼女はドラム繋がりで、叩く楽器『和太鼓部』をたったひとりで設立した。手続きは大変だったのだろうが、彼女はあまり苦じゃなかったらしい。
その後、吹奏楽部員の彼氏『高久雪哉』と付き合うが、またも裏切られてしまう。その結果、激昂した彼女は本気で彼を殺そうとする。それを咲慧に間一髪止められた彼女は、ショックから自殺を試みようとしていた。その後、何とか思いとどまった彼女は自分の生き方に疑問を持つ。
その結果、桜坂や玖衣華の生き方を真似するように、面倒くさいことはやらない、正直に生きる、というスタンスになった。こうして現在へ繋がっている。
※ちなみに、彼氏を出来たことは自慢しているが、浮気されたことだけは閉口している。
【中学時代】
和太鼓部でドラムを習っていたらしい。しかし怠け癖は、斎藤菅菜曰く、この頃から健在らしい。また彼氏がいたと本人から言及されている。吹奏楽部員の高久雪哉だが、裏切った親衛隊と共にゆなに粛清されている。
現在は冬馬高校に通っていて、部活は無所属らしい。
【あだ名】
主に井土からだが、『鳳ちゃん』と言われている。1年生編の優月からは『鳳月』と呼び捨てされていたが、2年生編では『鳳月さん』とさん付けになっている。