⑤ 榊澤優愛
榊澤優愛
血液型 A型 誕生日 8月3日
パート 元打楽器 出身校 茂華中学校
【初登場】
本人の描写は、『吹奏万華鏡1』の1章の時点で登場している。明確に会話が見られるのは4章から。その後は、本編、過去編に登場している。
【性格】
優しい性格をしていて、相手を心配したり、友達には特に優しい所は優月に通じている所がある。また泣き出した瑠璃を保健室まで連行して、優しく本音を聞き出す等の、カウンセリング能力にも長けている。
また『茂華中学校ソロオーディション』の後編では、ドラムソロに落ちた瑠璃を慰めている。自責をする瑠璃に、その時だけは『やめて!』と取り乱した。瑠璃にもっと経験を積ませておけば、と優愛は自分を強く責めた。途中まで瑠璃を苦しめた挙げ句、最後も自分を責める瑠璃の姿が耐えられなかったのだ。
このように、過度に優しい所も見受けられる。
【使用する楽器】
主に皮楽器。ティンパニやドラムを使いこなしている。3年生初期の時点では、鳳月ゆなからは、『下手だね』と批評を受けているものの、作中開始時点では、優月よりも実力が高いと評価を受けている。また『茂華中学校ソロオーディション編』にて、チェロを使う描写があり、ソロも務めた。
【優月との恋】
幼い頃から、小倉優月と親友以上恋人未満の関係だった。優月からは打楽器を奏でている姿に一目惚れされている。『茂華中学校 恋とティンパニの章』にて、回想の中ではあるものの、告白されるがお断りしてしまう。以後、恋人という関係からは遠ざかったものの、日々連絡を取り合っている。また『別れの最終楽章』にて優月の口から、「未練は無い」と言及されている。
【作中の活躍】
優愛は、演奏面以外にも多々活躍している。
↓ ↓ ↓
《小倉優月》
吹奏楽を始めるキッカケを与えた。優月は、様々な場面で活躍していることや、茉莉沙の退部を思いとどまらせたことから、間接的とは言えど、様々な人を救うことになる。
《古叢井瑠璃》
優月同様、吹奏楽を始めるキッカケを与えた。しかし、彼女自身は太鼓がやりたかったことから、万が一、優愛が打楽器では無かったら、食いついていたかは微妙。当初から瑠璃には「優愛お姉ちゃん」と呼称され懐かれている。
入部後は、『ティンパニ破壊事件』の皺寄せで苦しむ瑠璃を心配する。瑠璃が本音を叫ぼうと、本人は否定せず、最後の最後まで瑠璃の未来を変えるべく奔走した。
《結論》
このような形で、優愛の存在は、ふたりの主人公を生み出すことになる。
【吹奏楽を始めた理由】
本人曰く、孤独が嫌いだったからと語られている。ピアノを辞めたのも、1人で演奏する所や、誰かがどこかで聴いてくれる訳でも無いと言う理由である。