謎の少年
夜中なぜか目が覚めた
凛憧は目を開ける
開けたら誰かがいた
自分に似た誰かだった
「…んー。」
ほら起きてー!
せーの!!
「んー!!」
とスマホの中で喋ってる女の子と声が被る。
そういや、あれは、夢か?
いや夢じゃない。
あの時目が合った気がする
6時30分
速報ニュースです。
一昨日から不思議に自分の姿が変わった等と騒いでいる事ですが今日6時東京駅でまるで魔法のようなものに当たって衝突事故がおきたそうです。中継でお届けします。高橋さん。
はい、先程お話をしていたのですがお仕事で急いでるという理由で残れなかったので私が聞いたことをそのまま話します。はい。朝倉さんは早めに出勤し課題と会議を進めようと急いでいたところ女性とぶつかってしまい驚いて無意識に手からなにか光が出てぶつかった女性がショックで倒れたそうですなので命に別状です。そして衝突事故ではあるので損害賠償はありますが女性が目覚めてからその話をしたいと言っています。
そして高橋アナウンスが喋り終わりテレビ画面が切り替わる。
日本だけではなく海外も世界中にそうなってるらしいですね。とまだ何が起きてるか解明されていないのでまだ何も言えないコメンテーターが答える。
私、朝早く起きて鏡見たらいつもの私じゃないって寝ぼけてるのかなって思ったんですけど全然皆さんも変わっていて安心しましたね。と次にタレントが言いそれを同意する学者、私も朝同じ事思ってました。と
不思議ですよねーとキャスターとコメンテーターで話ている。
「なんか可哀想だね。」と凛憧が言う。
「手から光ってそんなことある?」
「ないでしょ。」
そうして自分の教室まで着くと
見たこともない子が居た。
「君が唯一魔法が使えない吸血鬼かい??」
声は少し中性的だが男の子が凛憧に言う。
「……何言ってるの?」
「そうなんだよ、こいついきなりここに来てさ青い目の子ばっかり喋りかけるんだよ。」
「なんでそう限られてるの?」
とクラスの男子が説明してくれて私はそれでも頭にはてなが浮かぶ。
「こいつが綺麗な青い目していて八重歯がある子!って言ってるからさ。」
「まぁ、私八重歯あるけど。」
「本当に君かな?昨日から探してたんだよ、ごめんだけど今日学校休みにして付いてきてくれないかな。」
「ちょっと待て、それはおかしいだろ。」
と凪が割り込む。
「そういえば君自分らと同じ年齢の子だよね学校は?」と凛憧がその男の子に問う。
「不登校をさせてもらってるんだ。」
その場皆は驚く。
その次に謎の少年がこう喋る。
「お母さんの仕事のお手伝いしてるの。」
この年で?と不思議に思う。
「まぁ、僕が勝手に手伝いしてるだけだから。とりあえず、ここに集合ね。」と凛憧の手のひらをとり紙を置き謎の少年は去っていく。




