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シルバーフェニックス戦記 ~護るべきものは~  作者: 夏八木 瀬莉乃
第九章 大陸の秘密
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5-1 次のステージに向けての説明

 

「実は、俺たちもあとから話を聞いて知ったので、言われたことを話すだけになります」


『あとから誰に聞いたというのかね?』「風の貴族」セカンドのホッフマイスター侯爵が『君が立てた救出作戦ではないのかね?』


「いえ、俺じゃないですが、これから話すことを聞いて、考えてもらいたいことがあります」


『ショウ、どういう意味ですか? なにを考えるんですか?』訳が分からず、困惑する「水の貴族」トップのジェシーが聞くと「これから話すから、よく聞いてくれ」


『……わかりました』


 全員が大型テレビのモニターに映るショウを見る。


「皆さんは、「闇のコウモリ」と呼ばれるスパイをご存じですか?」


『潜り込めないところはないと言われている闇のジルタニス。有名な産業スパイです』即答する「水の貴族」サードのジュリアス。『ネット社会に精通してる者なら、知らない者はいない人物ですが、数年前に引退したと噂が流れています』


「さすがジュリアス。人物像を把握してるね」

『そこは褒めるところではないですよ。知ってて当然ですから』


「では、その人物がある救出団体に加わり、保護活動してることは知ってるか?」

『保護活動をしてる? それはどこからの情報ですか!』


「俺たちが今、所属してる救出団体だよ。そして、俺たちに休息場所を貸してくれた恩人でもある」


『もしかして、大陸中央の陸の孤島と呼ばれている、タンドル村にいたときのことですか?』「水の貴族」トップのジェシーが、ショウたちと初めて会ったホテル コンコルディア にいたとき、聞いた話を思い出す。『確か、道沿いに馬車を引いてきた初老の老人に助けられたと』


「そう、その人物が闇のジルタニスだったんだ。彼は昔の仕事仲間が作った救出部隊に加入することになってて、その団体は俺たちが目を付けていたところだったから、ラルと一緒に彼についてって、仲間に入れてもらったんだよ」


『それは、その団体の内情を探るためだと?』腕を組んで話を聞いていたファルークが聞いてくる。


「そのとおり」返事を返すショウ。「俺とラルは元PFS(プロテクション フォ シルバーフェニックス(シルバーフェニックスの保護))団体のメンバーだったから、保護した彼らをどのようにして介護し、回復した彼らをどうしていたのか調べる必要があった」


『今もその救出団体に所属してるんですよね?』「水の貴族」サードのジュリアスが聞くと「回復した君たちの仲間を大陸から脱出させる任務を任されて、ここまで来たら君たちと会ったんだ」


「すげえ流れだな。聞いててビックリだよ」お茶が入ったカップを持ったまま、話を聞いているオルト。


『それで、なぜその「闇のジルタニス」がこの国ルナノヴァに来てるんだ?』「土の貴族」サードのタンデルチェスト子爵が先を聞く。『どうやってこの国に入国したんだ?』


「それは彼本人に聞いてください。どこにでも潜り込めるという潜入の名人ですから、手の内を教えてくれるかはわかりませんが」


『……それもそうだな』聞くことではなかったと頭をかく。


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