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シルバーフェニックス戦記 ~護るべきものは~  作者: 夏八木 瀬莉乃
第九章 大陸の秘密
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4-3 次のステージに向けての理解


「イベント前は「風の貴族」セカンドのホッフマイスター侯爵と「土の貴族」サードのタンデルチェスト子爵が館に監禁されていた。

 もしイベントで全員が捕まったとしたら、「水の貴族」トップのジェシーと「土の貴族」トップのティスが捕まっていたということになるんですね?」またしても、考えながらその状態を想像するショウ。


『君たちも、そのイベントに参加する予定だったんだろう?』「土の貴族」サードのタンデルチェスト子爵に言われ、ハッとするショウが隣のラルを見る。


 右隣で自分を見上げているラルを見て「行かなくてよかった」ホッと大きく息を吐くと「危なかった……」ラルの肩に腕を回し「今の状態であの鏡と向き合ったら、大変なことになってたよ」


『彼女が捕まっていたら、かなり事態が悪化していただろうね』苦笑する「風の貴族」セカンドのホッフマイスター侯爵。『無理に来なくてよかったよ』


「医者の先生に感謝しないといけないな。今度、折り菓子でも買ってくるか」

『医者? 人間の医者に診てもらってるのかね?』


「ちょっと縁があって。この部屋も管理会社も、先生の助手の看護師さんに紹介してもらったんですよ」


『では、この部屋を借りることができたのは、その医者と看護師の紹介があったからなのか』

「そうなんですよ。今度お礼をしないといけないですね」


『僕たちが、落ち着いてこの場を設けることができたんですから、素直に感謝しましょう』「水の貴族」トップのジェシーが話に入ってくる。


『確かにそうだね』まだわだかまりが残っているらしい「風の貴族」セカンドのホッフマイスター侯爵だが、『彼女も世話になっているようだからね』


『本当に、ティスとシルビアが私たちの代わりに捕まってしまったが、彼女が難を逃れたことは、不幸中の幸いと言うべきだろうか』ずっと二名の安否を心配しているタンデルチェスト子爵。


「そのことなんですが、ティスとシルビアはすでに助け出しているので、心配は無用ですよ」

『なんだって!』耳を疑う「土の貴族」サードのタンデルチェスト子爵。


『ちょっと待ってくれたまえ』ショウの話を止める「風の貴族」セカンドのホッフマイスタ―侯爵。『ティスとシルビアを助け出していると言ったのかね?』


「そうです」


『我々が館から脱出して一日しか経っていないのだよ? その間に助けたというのかね?』

「昨夜のうちに」


『昨夜だと! 誰か助けに行ったというのか? 誰が? どうやって?』


『ホッフマイスター侯爵。どうやってティスたちを救出したのか、話を聞こうじゃないですか』「風の貴族」トップのファルークが体を斜めにして、後ろに座っている「風の貴族」セカンドのホッフマイスター侯爵に話し掛けると『もちろん。どうやって助け出したのか、話してくれるんだろうね?』正面の大型テレビモニターに映るショウを見る。


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