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シルバーフェニックス戦記 ~護るべきものは~  作者: 夏八木 瀬莉乃
第五章 謎の組織
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15-2 これからの行動に付いて

 

「そうだ。PFSにいたとき、キラの名前で登録してる。早く変更しないと!」近くに置いてあるノートPCを持ってくると「大丈夫だ。この事がわかった時点で俺が変えておいた」


「エッ?」

「例の、キラと名乗る人物をマークしろという報告書を見た後、PFSに登録してあるキラという名前のメンバーには警告メールを出してある」

「……そう。ありがとう」


「しかし、その他のメンバーはまだ対応してないはずだ。グループに連絡してすぐに対処してもらえ。それと、グループのデータからジットのことを調べるようにも依頼してくれ。俺も他のルートで調べる」


 ラルはグループへ報告を兼ねてジットの情報提供依頼をだし、ショウは自分のノートPCで検索を始めた。


 その結果、ジットが話したとおり、二年前に引退したという記録と娘が二人いることもわかり、送られてきたデータには彼の顔写真もあった。


「今と全然違うな」

「こっちの写真は似てる」ラルのPCのモニターに、老人に変装したときの写真が写っている。


「これはよく似てるな」

 続いて家族の写真が送られてきた。

「まったく、グループの情報網はすごいな。PFSとは比べ物にならない」

「そんなことない。集めてる資料の中には、PFSに協力してもらってるものがあるから」


 ショウがジットの家族写真を見て黙り込むので「どうしたの?」

「見てみな。若い頃の写真だが、奥さんは面影がハッキリとわかる」

「……本当」


「横に写ってる二人の娘だけど、同じ服を着た二人だけで写ってる写真が、彼の家のリビングに飾ってあった」

「……そう」

「ついでに、ここの領主の資料も取り寄せてくれ」

「依頼しておく」


 翌日の夕方、グロサリーストアの主人から連絡があったとジットから電話がきた。


 夕食後、また彼の家に集まるとのことなので、早めに食事を済ませ、ラルは薬を飲んで出掛ける用意をすると「チップの連続使用は体に良くないから、今日は早めに切り上げよう」資料を持って家からでる。


 表通りに出るとジットが彼の家の前で待っているので「お待たせしました」声を掛けるとグロサリーストアへ向かった。


 十分後に着いて奥さんの案内でリビングへ行くと、組織の彼らはすでに来ていて「待たせてしまったかな?」ジットが声を掛けると「いえ。僕らも先ほど来たばかりですから」答えるスタンの向かいに並んで座る。


 全員が顔を揃えたところで「では、結果を聞かせてもらおうか」ジットが返答を促すと「まず、あなたたち二人のことは調べが付きました」口を開くテッドがラルを見て「あなたは偽名を使ってますね?」探るような目つきをするので「今時、偽名を使うことは珍しくないでしょう?」


「私は数えきれないくらい使ったよ」と言うジットに「そりゃそうだろう。本名で仕事はできねえからな」カイが皮肉を込めて言い返す。


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