15 魔王登場!
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【魔界】に降り立ったあと、俺たちは地図にある場所に向かってひたすら移動し続けた
そして3時間ほど経った頃空を取り巻く雲が渦を巻き始め、邪悪な気配が立ち込め始めた
「イザベラ、わかるか?」
「うん、この気配は昔も感じたことがあるよ。これは……」
イザベラが言い終わらないうちに渦の中心から漆黒の光が地上まで伸びてきて、そこから風が起こった
そこから漆黒のマントを羽織った男が現れる
「フハハハ!我こそは邪悪の化身、魔王なり。今宵貴様を討つ!」
その男はライトに向かってそう言った
「魔王……」
「ついに出てきたね!」
「よし!今回も全身全霊で戦うぞ!」
「おう!」
俺たちはそれに対して覚悟を決め戦闘体制に入る
「ちょっと待った!」
そしてちょうど攻撃をしようとした時、魔王が大声でそう言って攻撃を止める
その声には有無を言わさない王の覇気があり、急に攻撃を仕掛けることがしにくくなった
「我も無策できたわけではない。今まで邪神の部下の中でも屈指の実力を持った者達が倒されていたのを見てきた。そこで今回は我と戦う前に体力を消耗させてもらおう」
そして魔王はそう言うと手を合わせて印を組み始める
もしやこれは……!
「アンナ、これって!」
「そうだよライト。これは伝説にあった、魔王にしか使えないスキル、【陰陽道・陰】だよ!」
スキル【陰陽道・闇】
それはかつて勇者が魔王と戦う時に最も苦戦したと言われている技
このスキルは印という術式を組むことで、この世界とは違う世界の魔法を発動することができるようになるという能力を持っている
その魔法は異世界の魔法なのでこの世界の魔法では止めることができないのだ
先代の魔王を討った勇者パーティーには【陰陽道・陽】というスキルを持った魔術師がいて魔王に対抗したとか
しかし今ここにはそのスキルを持っている人はいない
「百鬼夜行・黄昏!」
魔王がそう言うと地面が歪みだし空間にねじれが生じる
次の瞬間、俺たちは違う場所にいた
見渡す限りこの世界にはいないような魔物がいる
そして空は不気味な色で覆われいてる
ライト達は魔王の術に囚われてしまったのだった
もうこの物語も終わりに近づいてきています。
最後のクライマックスをより良くするためにも
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