5 聖剣覚醒
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「なんなんだこの量の四天王は!」
俺たちは目の前に広がる光景に唖然とする
「フハハハハ。これが我が四天王に至った理由!我は実態をともなった分身を10体まで作ることができるのだ!」
ただでさえ、てこずっていた相手なのにそれが10体もいるなんて
こりゃ大変だな
「では参ろう!せいぜい楽しませてくれたまえ!いけっ!」
「「「「「「「「「はっ」」」」」」」」」
本物の四天王に指示され水でできた分身は俺たちに向かって剣を振るう
「アンナとイザベラは遠距離の魔法で遠くから援護を!クレイは俺と一緒に倒しまくるぞ」
「おう!」
「魔奏剣 葉嵐!」
「忍術 影分身!手裏剣!」
クレイはまだ未熟ながらも忍術で分身を作り攻撃し、俺は一度に何人もの分身を倒しながら四天王のもとへと行く
さすがに実体をともなうといっても少しは弱くなっているようなので割とあっさり倒せるのだが、倒した途端にまた違う分身を生み出されてしまうので埒が明かない
「アンナ!」
「わかってるわよ!聖雷落天」
「魔力誘導」
アンナが広範囲に魔法を打ち出しそれをイザベラが誘導して四天王に直接当てて傷を負わせているがいるがそれにも時間がかかるので少しずつ再生してしまう
「あぁ、もう鬱陶しいわね。あそこからこそこそ魔法を打ってくるやつ!氷塊弾」
「神聖結界!」
アンナは自分たちに飛んできた氷の塊を結界でふせいだ
一見順調そうに見えるがよく考えると俺たちは不利になりつつある
このままだと魔力が莫大にあって動いていない四天王がいつか有利になってしまう
はっ!
まだ試していない方法があるぞ
成功する保証がないが失敗してもこちらに損害はない
そう思い俺はあることを実行する
「【聖剣化】!」
そう唱えると俺が持っている剣が光り出す
「いけたか?【鑑定】」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
聖剣ブリュートス
封印が施されていた聖剣の真の姿
スキル【聖剣化】によって覚醒
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「よっしゃ!やっぱり強化された」
本来の姿に戻った剣からは特別な魔力が溢れ出てくる
「なんだこの魔力は!まずいぞこれは!」
四天王は本能で気づいたらしく分身体を激しく動かし攻撃のスピードを上げる
本来なら絶体絶命の状況
しかし、なぜか俺は絶望を感じない
それどころか余裕さえも感じる
「行くぞ!神聖流・壱の型 神速剣!」
いつもよりも鋭く速い斬撃が四天王に向かう
「くそっ、こちらには来させない。分身体いけっ!」
「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」
俺の前に壁を作るように分身体が並ぶ
しかし……
「神聖流・肆の型 横薙ぎ一閃!」
「ぐはっ!」
その斬撃は分身体をたやすく切断し、四天王の体から鮮血を迸らせる
「アンナお願い!」
「オッケー。聖属性極大魔法・輝聖光雷砲!」
アンナから出された光線は防御がまともに取れていない四天王に直撃する
「ギャァァァ……」
すると四天王はあっけなく光によって浄化されてしまった
よっしゃー!
倒したぞ!
「クレイやったな!」
「まぁ、ほとんどライトがやってたけどな」
「ははは……」
よし、とりあえずこれで依頼達成だ!
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