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3 アンナとデート・後編

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その後、俺たちはこのテーマパークで人気No.2のアトラクション【呪いの館】に行った


本来なら2時間ほど待つのだが少し時間をずらしたおかげで30分ほどしか待たなかった

入り口には血のようなもので描かれた看板があり、そこには


『【呪いの館】注意事項

 ※1 このアトラクションに出てくるゾンビや霊は本物ではありません。決して倒そうなどとしないでください

 ※2 生首などがありますがこれは装飾です。決して衛兵所に通報しないでください』


いや、どんなとこだよここ

なんとなく仕掛けは知ってるけどさ


なんでも、このアトラクションができた時に仕掛けを壊す人がたくさんいたらしい


「ライトー、もう順番来てるよ」

「分かった、今行く」


そして呪いの館に入ると、棚に人間の生首が並んでいて変な薬の匂いがした


「な、なんか不気味だね」


確かに少し不気味だな

でもここは男の俺がしっかりとして、アンナに良いところを見せないと


そして、少しずつ順路を進んでいくと墓場にたどり着いた


「ウオォォォー」

「きゃーー!ライト、あそこにお化けが!」


むぎゅっ


っ!アンナさん、そんなに掴まれると腕に色々当たって……

ぶはっ


やばい、鼻から赤色の液体が……


その後もお化けが出てくるたびにアンナが抱きついてくるので貧血になりそうだった

途中から、お化けの方から殺気がビンビンしてたし


「あー、怖かった!」

「そうだな。結構本格的だったし」


結局あの後は逃げるようにして走って出口まで行った


その後もいろいろなアトラクションに乗って気づいた時には日が沈んでいた


「じゃあ、最後はお土産を買って帰ろうか」

「うん」


そして俺たちはテーマパーク内にあるショップに行ったのだがそこからが長かった

俺の時間の見積もりが完全に甘かった


確か昔の偉人の言葉にこんなのがあった気がする


『私たち女はどんなことをするよりも、買い物をする時が一番幸せなのだ』


あれっ?言ってなかったかな?


ともかく、アンナはショップに入るなり目を輝かせて色々な物を物色していた


「あー、これ可愛いな!」

「いや、これも可愛いかもな」

「これはかっこいい!」


そんなことを言いながらショップ内をウロウロしていた


「ライトこれいいんじゃない?」


そう言いながら、見せてきたものはこのテーマパークのマスコットキャラクターの着ぐるみだった


「そんなの誰が買うんだよ」

「そっか。じゃあ、ライトは何を買うの?」

「俺はこれにしようかな」


そう言って手にしたのはマスコットのキーホルダーだった


「えっ……それにするの……」


アンナの反応が芳しくないな


「それよりこっちがいいんじゃない?」


それは、テーマパークの原動力である魔法を石で表現したペンダントだった


「良いなそれ。藍色でかっこいいし」

「そうでしょ。ライトに似合うと思うんだよね」

「じゃあ、それを買うか」

「じゃあ私も色違いを買おっと」


アンナとお揃いか!

やった


そしてその後俺たちはペンダントを買ってテーマパークを後にした

今日一日のデートでライトの胸は幸せな気持ちが溢れていた


ちなみにアンナが胸に抱える袋はお土産で溢れていたという

次回からはいよいよ最終章に突入します。その関係で次回の更新が遅くなるかもしれません。

最後の章をいいものにしたいのでご了承していただけると幸いです。


そのためにも!

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