13 地獄の特訓②
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ーーアンナsideーー
「みんな集まって!」
「「「はい!」」」
私は今セイランさんの元で修行をしている
「今日のメニューを発表します!まずアンナちゃん。アンナちゃんはとにかく聖魔法を使いまくって魔力切れを起こす。魔力切れが起きたらすぐに私のところに来て魔力を供給してもらう」
「次にイザベラ!イザベラは基本が大体できているからこのパーティーで唯一使えない闇魔法を習得する。後で見本を見せるから。」
「最後はカミラちゃん!カミラちゃんには精霊の力を最大限引き出せるように精霊の魔力供給の仕組みと精霊魔法について学ぶ」
「「「はい!」」」
なんとセイランさんは私たちの修行につきっきりで付き合うために3人に分身してやっている。それも、虚像や残像ではなく、本人と同じ魔力を持っているらしい。戦闘の時みたいに素早くは動けないらしいけどね
「じゃあアンナちゃん。せーの」
「はっ!聖曲奏!」
その途端綺麗で癒されるような曲が流れだす
「はっはっはっ。これが限界です」
しかしそれを3分ほど続けると魔力がなくなり強烈な目眩と頭痛を覚える
「今日は3分12秒秒だね。今日の目標は5分だから張り切って行こう!魔力爆流」
魔力がからになった私にセイランさんは魔力を限界値以上流し込む
「痛い痛い痛い!はーはーはー。セイランさんそろそろ限界です」
「はい、分かりました。1分後またやりましょうね」
「はい……」
この訓練は魔力が空っぽになっているときに過剰な魔力を流し込むと魔力量が増えるので、それを人為的に引き起こすのだ
しかし、無理矢理魔力を込めるということは人間の限界を超えるということと同じ
故に壮絶な痛みが走る
それを毎日何回もやっているのだ
もちろんアンナの魔力は前に比べて激増しているが精神的な疲労も蓄積される
「もうやだよ、なんの地獄なのこれ」
そんなアンナの呟き声は虚しく空に消えたのだった
ーーカミラsideーー
「はい、今から精霊学の授業を始めます」
「はい、よろしくお願いします」
「まず、精霊の魔力循環の仕方についてですがーー」
私は今、セイランさんに精霊の魔力について教えてもらっている
セイランさんがなんでここまで精霊について詳しいのかは分からないがとにかくすごく分かりやすい
精霊は空気中から純粋な魔力を取り込める。そしてその魔力を体内で魔法を使えるように変換するのだ
セイランさん曰くこの変換の時にロスが発生しているらしい
「じゃあここをこうして」
私が試してみると
「違う!さっきから言ってるじゃないの。この管にこの魔力分子がーー」
すぐ怒ってもっと難しい話を始める
「これじゃ頭が破裂しちゃうよ……」
カミラは空中に浮かんでいるホワイトボードに書いてある暗号のような文字を見てため息をつくのだった
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