表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/103

4 奇想天外の作戦

評価、ブックマークお願いします!

特に評価をしてくれると嬉しいです!

モチベ向上につながります!

「よし!じゃあ今の作戦で突撃だ!」

「「オッケー」」


水花火(ウォーター・ワーク)!」

聖天破裂(ホリー・フラシー)!」


まずはアンナとイザベラが魔法で気を引く


バンッ


しかしそれも弾かれる


「グルッ?グララルル!」


その魔法によって虎の魔物は敵対意識を持ち俺達に意識(ヘイト)を向ける


「ほい、お前。こっちだぞ波斬撃!」


それで目眩しをしてる間に……


「《金剛力》魔奏剣 地砕!」


どりゃっ!


「グゲゲガガ」


グサッ


虎の巨体に傷が入る


よし攻撃が入ったぞ

これならいける

攻撃が10%しか入らないなら一気に沢山ダメージを与えればいい


そう!脳筋作戦だ!


「いくよイザベラ!聖天使の微笑みハイエンジェルズ・バフ!」

「オッケー!いけー幻水矢ファンタスティック・アクアアロー!」


よろけた虎にアンナの魔法で強化されたイザベラの魔法が刺さる


「グロロギャー」


しかし攻撃が入るもののダメージは少ししか入らなかった


よって怒り狂った虎がこちらにもう突進することになる


「「ぎゃー!ライトどうするの!」」


女子たちにはこの脳筋作戦しか伝えてないので、仕留め損なったことに危機感を抱き叫ぶ

そんな状況なのに俺は悠然と構えていた


「ふぅ、こんな感じでいいかな。敵を欺くにはまず味方からっていうしね」


そう俺が呟く間にもすぐそこまで敵が迫ってくる


そして俺は通信魔法を施した手に向かって話しかけるー


「クレイ、GO」


すると虎の腹部の下の地面が割れ、岩が飛び出す


「擬態解除。固有武術 必殺奥義・昇闘覇纏狼オーラエンシャントウルフ・アセンション


その岩は空中でクレイに姿を戻しながら必殺の一撃を繰り出す


「グギャーグロ……ロ………ロ…………」


ドスン


「「えっ!!」」


今まで攻撃が入らずに苦戦していた相手はその一撃であっという間に倒せれた

その事実に女子二人は驚いてるみたいだ


俺は帰ってきたクレイとハイタッチをする


「じゃあ種明かしを始めようか!」


そしてみんなを集めて今起こったことを説明する


「ちょっと、ライト。どう言うことなのよ」

「クレイもいなくなったと思ったら急に現れてびっくりしたじゃない!」


二人が結構攻め気味に質問をしてくる


「はいちょっと待ってね、ライトが説明するから」

「うん、よく聞いててね。実は俺がクレイから聞いた作戦は二人に伝えた脳筋作戦とは違うんだよ。本当は虎の魔物の能力を逆手に取った作戦で、その囮役としてちょっと嘘ついちゃった。ごめんな」


するとアンナがまだよくわからないと言う顔で言った


「それはいいけど……それで?」


「それでね、クレイから聞いた作戦はあの虎の魔物は捕食した魔物の能力が自分のものになるでしょ。だから捕食した魔物の弱点も自分のものになるんじゃないかって思ったんだって。だからさっきの亀の魔物の弱点である甲羅の薄い腹への攻撃をしたんだよ」


「それでその腹への攻撃をするために、みんなに気を引いてもらったんだよ。僕が一撃必殺の技を出すためには闘気をためる時間がいるからね。ライトに隠蔽魔法をかけてもらって頃合いを見計らってたんだよ」


「そう言うことか!」

「なるほどね!」


こうして俺たちは虎の魔物を討伐することに成功した


その後分かったことだがクレイはこの戦いを経て《忍術》が使える様になったらしい

評価、ブックマークお願いします!

特に評価をしてくれると嬉しいです!

すごく執筆活動の励みになります!


感想や誤字報告もあったらどしどし送ってください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ