1 久しぶりの依頼
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カランカラン
「こんにちはライトさん久しぶりですね」
「まぁ、二日来なかっただけだけどな」
「あはは……それよりライトさん達がいない間に沢山、指名依頼がいてますのでジャンジャンこなしちゃってくださいね」
まじか
結構俺たちも有名になったもんだな
「最近は《金色の絆》のパーティーに憧れて冒険者になる人も増えているんですよ」
「へー、じゃあ今日も頑張りますか。どの依頼を受けたら良い?」
そう言うとフィオナさんは受付のカウンターの棚にある資料を取ってきた
「えーと今、ライトさんにきていて一番大事なのは……これですね」
「どんなの?」
「えーと、王都を少し西に行った村の山に災害級の虎の魔物が発生したので助けてほしいと言う事です」
虎の魔物?
動物も魔物になるのか?
「動物も魔物になることってあるの?」
「はい勿論ありますよ。人が魔物になる事もありますし」
「えっ!」
「何言ってるんですかライトさん。それが魔人ですよ!」
あっ!
そっか、なるほど魔物の人だから魔人なんだ
「まぁライトさんが倒したのは元々人だった魔人じゃなくて、魔人として生まれた魔人ですけどね」
「なるほどそう言うことか」
「人が魔物化することはなかなかないですけどね」
「へぇー」
「そんな事よりこれが依頼の詳細を示したものなので頑張って依頼をこなしてくださいね」
そう言われて俺はギルドを出た
よし!
旅行で疲れも取れたし、久しぶりの依頼頑張りますか!
「アンナ、その村はこっちの方角であってるんだよな」
「うん、合ってるよ」
「ということは、これがその村か?」
「た、ぶん?」
俺たちが見た先、そこにはまるで廃墟のような村が広がっていた
「やっば……」
「うわー」
クレイとイザベラが呟いた
実際、なかなかの惨状だった
炎で焼け焦げた建物、踏み潰された様な残骸
人は一人もいず、死体もない為どこかに避難したと思われる
「じゃあひとまず、避難した人たちを探そうか」
「「「うん」」」
まずは、村の地下施設。そこには数人の人がいた
他には村の中の施設も隈なく探したがどこにも見当たらず、最初に見かけた避難した人に聞くと村の近くの洞窟に避難してるとのこと
「ここがその洞窟か、なんか暗いな」
「そりゃそうでしょ、隠れてるんだから」
そうイザベラと話しながら入ると
「誰だお前、止まれ」
そう、槍を持った男の人に言われた
「俺たちはこの通り、ここにいる虎の魔物を討伐しに来た冒険者だが」
そう言うと彼は慌てた様に
「すいません、ではお通しします」
するとそこには100人ほどの避難民がいた
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