6 覚悟はいいなこの禿頭!
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「なんだ貴様は!」
ボスがライトを向いていった
「お前らみたいなゴミに応える筋合いはない!俺のアンナを攫っておいて、覚悟はできてるんだろうなこの禿頭」
ライトが言葉一つ一つに怒気と魔力を込めて発すると、ボスの顔は青ざめ部下は気絶したり失禁したりした
「ひ、ひぃ……誰か俺様を助けろ!」
「お前を助ける奴なんて誰もいないよ。早くアンナを返してもらおうか」
そう言うとともにライトは走り出し思いっきりボスの鳩尾に拳を叩き込んだ
「ぐへへへ、ゲロロロ……」
ライトの全力のパンチを受けたボスは20メートルほどとんでいき壁を突き破って外にとんでいった
さらに道路に胃の中にある汚物を吐き出して気を失ってしまった
ちょっとやりすぎたかな?
まぁ、アンナにしたことを考えたらしょぼいもんだよね
「ライト!」
「アンナ!」
アンナが胸に飛び込んできた
おふっ
着物がはだけそうなのに大事なところが見えそうで見えない……
「怖かったよー」
「うんうん、泣いていいんだぞ」
するとアンナは10分ほど泣き続け落ち着いた時にはスヤスヤ眠ってしまった
今日は色々あったから疲れてたのかな?
「よいしょっと」
俺はアンナをお姫様抱っこの要領で抱いて旅館に戻った
ーー旅館にてーー
「アンナ大丈夫?」
「うん。結構危なかったけど、ライトが助けてくれたから……」
「よかった!」
そういえば
「アンナはなんであの時魔法を使って逃げなかったの」
アンナの腕なら一瞬で逃げられると思うんだけどな
「そのことか……そのね、私魔法が使えなくなっちゃったかもしれないの」
「え〜〜!」
なんだって!
そんなことがあるのか?
「なんでなの?」
「この腕にはまってる腕輪が《魔封じの腕輪》っていう呪いの魔道具でこれをつけられたら、魔法が使えなくなっちゃうの」
「外せばいいんじゃないんの?」
「それが呪いの魔道具だからつけたらずっと外れないの」
ふーん
「じゃあこうすればいいよ!とりゃっ!」
ライトが腕輪に手刀を放つ
すると腕輪が真っ二つに割れた
「えっ……」
「よしこれで大丈夫だね!」
「ありがとう!これで私もライトとずっと一緒にいられる!」
「えっ……」
今なんて言った?
「だって魔法が使えなかったら、お荷物になっちゃうでしょ。これでライトと一緒にまた冒険ができるなと思って」
あれれ?
「いや、そこじゃなくて」
「そこじゃないってどこ?」
まぁいいか
そうやって話していると
バタンッ
「アンナ大丈夫!?」
「アンナさん大丈夫でした?」
扉が急に開かれてクレイとイザベラが出てきた
そこからは2人に事情を話して無事1日が終わった
旅館の夕食美味しかったな
温泉も気持ちよかったし!
こうして次の日馬車でテンプスに帰りこの旅行は終わった
その帰りの馬車でずっとライトは考えていた
アンナが昨日言った言葉を……
「絶対アンナ『私もライトとずっと一緒にいられる!』て言ってたよな。どういう意味だ?」
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