26 精霊の力
前回の続きです
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「私を使って下さい」
エッ!
なんだって?
「カミラは何ができるの?」
「私は魔力の感知以外に、実は武器に力を付与できるんです!」
「武器に付与する?」
なんだそれ?
俺の魔奏剣みたいなやつか?
「えっとですねあなた達人間とは少し違って、私たち精霊には魔力が直接体に宿っています。少し難しい話になりますが、人は空気中にある魔力を精霊に手伝って貰いながら体内に取り込んで異空間を媒介として魔力を引き出しているのです。なので精霊より魔力の質が低くなってしまいます。だから普通の人が使う魔法の威力は精霊達が使う魔法の2分の一ぐらいになってしまうのです。」
なんだその話!
完全に初耳だな
「じゃあ精霊達が魔法を撃ったら良いんじゃないか?」
そう俺もそう思ってたんだよね
「実は私たち精霊は魔法を使おうとすると魔力循環が良すぎて魔力を供給する管が硬直して1週間ほど気絶してしまうんですよね」
「えっ!それって結構やばくない!」
「はい。気絶したら意識がなくなってしまうのでいつの間にか魔物に食べられたり、人間に拉致られたりしちゃいますからね。」
なかなか壮絶な話だな!
「じゃあどうやって助けてくれるの?」
「そこでさっき言った武器に力を付与する方法です!私たちは魔法が使えませんがその魔力を魔法の元に変化させて武器に纏わせることができます。あなたの使う魔奏剣と似ていますがその火力は段違いです。ぜひやってみませんか?」
もちろん!そんな好条件なら
「もちろんお願いします!是非!」
「えーとじゃあ契約を交わさないとダメなんですけど。そのですね契約を交わすためには……」
何をすれば良いんだ?
そんなに躊躇うようなことなのか!?
「何をするんだ?」
「そのですね……キス……です」
「「キス!!」」
何故かアンナまで叫んでるけど!
まぁでもしょうがないか
「おう良いよ」
「わかりました、では失礼します」
チュッ
「おぉ!何か力がみなぎってくる気がする!」
「まだ私は子どもなので余り力を与えられませんが、それでも武器は強化できると思うので」
「わかった。じゃあアンナは引き続き結界を張っていてくれ」
「あ……あ……あぁ……ライトが……」
まぁなんかつぶやいているが大丈夫だろ
「じゃあ《霊装》と唱えて下さい!」
「分かった!《霊装》!」
すると俺の剣が赤く燃え始め電気を纏った
「これは!」
「凄いですね!私と相性がいいみたいです!これは太陽神の加護を受けていますね。やっちゃって下さい!」
よしこの力でやってやる!
「太陽神剣 魔奏剣・極煌炎 とりゃー!」
黒く染まった青龍の首に刃が届く
「グキョロロロ!」
決死の覚悟でブレスを放ってくるがアンナの防御のおかげでダメージは受けない
斬ッ
ドサッ
「よし、青龍倒したぞー」
こうして俺は無事に依頼を達成した
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