2 Sランク昇格実技試験
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今回は戦闘シーンです!
10月31日10時 すいません、題名に順番をつけるのを忘れてました
俺はフィオナさんに連れられてギルドの決闘場に来ていた。
ここは、練習場で鍛えた魔法や剣術を使って昇格試験をするための部屋である。
そこには何人かの野次馬冒険者とギルドマスターのアルヴィンさんがいた
「はいこのペンダントをかけておいてね」
なんだこれ?
「ギルドマスターのアルヴィンさんが昇格試験をするんだってよ」
「何年ぶりかな?確か前の挑戦者はボコボコにやられて戦意喪失して街を出て行ったけど」
「久しぶりの挑戦者なんだから面白い勝負をしてくれるといいんだけどな」
そんなに期待しないでくれよ
プレッシャーになるじゃないか
まぁ、全力を出すだけだけどね
「よしアルヴィンさんやりましょうか」
「おう、ライトくん。最初から全力でかかってきなさい!」
「わかりました!アルヴィンさんも全力でかかってきてください」
「分かったぞ」
「加護の結晶を砕いた方の勝ちです」
先ほど配られた結晶は体を守る力があるらしい
「試合開始!」
その声とともに二人の影が動いた
「神聖流 壱の型・神速剣!」
「覇舞撃流 玖の型・覇蒼斬!」
カキンッ
金属音が響き渡る
神速の速さで振るわれる剣と相手の力をカウンターで返す剣がぶつかる
「ハッ!覇蒼斬」
「クッ!」
もう一度繰り出される技に俺の力が抜ける
くそっ!一撃が重い!魔物と相手にするのとは全然違う!
体勢が崩れかけてそのまま飛んで避ける
「今のを避けるとはなかなかやるな。しかし君はそんなものなのかね」
強い!確かに強い!
でも俺にはまだまだ戦う術はある
「波斬剣!」
俺はその技を相手の床に向けてはなつ
「おっとライト君。狙いが外れたんじゃないかな」
アルヴィンさんが余裕の声で言う
土煙がそこらじゅうにまう
しかーし!甘い!
「神聖流 壱の型・神速剣!」
「くっ、しかしまだまだだな」
なんだって!
完全に隙をついたと思ったのに!
だが、しかーし。まだ奥の手がある!
「雷拳」
剣を持っていない左手で雷を纏ったパンチを繰り出す
この魔法は拳に雷を纏わせパンチをして相手を麻痺させるものだ
反動でお互い壁まで飛ばされる
「やったか!」
すると土煙の中で人影がゆらりと揺れた
「・・・・・・残念だったな。それはフラグって言うんだよ!」
あ、そうだった・・・・・・
でも、あの攻撃を耐えるとかどんな守り方をしたんだよ
「こっちも本気を出そうか! 精霊装 地の大精霊グランド」
するとアルヴィンさんの周りを水が纏った
「これが、私が現役だったときの力です。さあ、あなたも全力で」
全力で戦ってないのがバレたか。
魔奏剣は致命傷となるかも知れないからやめといたんだけどな
こうなったら俺も全力を出す!
「魔奏剣・炎斬!」
「精霊魔法 鉱創造」
炎を纏った剣とミスリルなどの希少金属を使ってできた剣がぶつかる
カキンッ
これでもまだ五分五分か
じゃあこの一発でケリをつける!
「魔奏剣 神雷極!」
「精霊魔法 破双効果」
片方の剣からは無数の雷が、もう片方の剣からは破壊する力を加えられた剣が・・・・・・
ガキンッ
「くっ」
「ぐっ」
お互いに力を加えるが次第に破壊の力が雷に蝕まれていく
パリンッ
その刹那、決着は決まった
「勝者 ライト!」
「おめでとう、ライト君!あなたが私を倒した初めての人、そしてこのギルド二人目のSランク冒険者だ!」
「おめでとう、ライト!」
「おめでとう、ご主人様!」
「すごいなあいつ。とてもじゃないけど目で見えなかったわ」
「こいつは他のやつとは一味違うぜ!」
「楽しみだな!」
そんな声をかけられながらこのギルドに新しいSランク冒険者が生まれたのだった。
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