30日目 精霊の祈りの儀式
30日目 14時頃
(サトル達はアカロバ村に着く)
(村人の一人が、奇妙な乗り物に乗る人と馬車の行列を遠くに見て、大声上げる)
「精霊様のお使い様か、精霊様のお使い様が来たぞ」
(村の長と長老に知らせる行く、村の入り口では村人が集まり始め、歓迎の声を
上げる)
「お使い様、ミツバさん・・・」
(アップルに乗る、コトリ、エレン、エレノアが手を振る)
(サトル達と馬車止まり、サトル、ミツバ、カンナが村に歩いて行く)
(村の長のゴーアリ、長老ミツランが出迎える)
(ゴーアリが笑顔で)
「お使い様、ミツバさん、カンナさん、待っておったぞ、ここは狭い広場に行こう」
(みんなは、馬車を降り、広場に行く)
・
(ミツバが村人に向け、歓迎の挨拶する)
「長のゴーアリさん、長老ミツランさん、皆さん、アカロバ村に住むことを許可
頂き、ありがとう、早くこの村に馴染めるに頑張ります」
(ゴーアリが)
「ゴーアリ固いよ、エルフ族は何処に住もうが家族じゃ、困った時は頼り、
頼られするものじゃ」
「はい、ありがとう、ゴーアリさん」
「ミツバさん、住む所は自分達で用意すると言っておったがそのように見えぬが」
「サトルさんが、結界内に住むことを世界樹の精霊にお願いします」
(サトルが)
「ゴーアリさん、早速、今から精霊の祈りの儀式を始めましょう、
長のゴーアリ、長老ミツランの他に村を纏めている方も儀式に立ち会って
欲しいのですが」
「男衆の代表のジローノと女衆の代表のミイルを呼びます」
(サトルは、思念通話でナビ、アップルに結界内の空き地を探す指示をする)
(サトルは、ナビに精霊のお守りを3つ用意するよう指示する)
(ゴーアリが紹介する)
「精霊様のお使い様、男衆の代表ジローノと女衆の代表ミイルです」
(ジローノは怪訝な目をサトルに向ける)
「・・・ジローノです」 「ミイルです、よろしくお願いします」
「ミツランさん、ジローノさん、ミイルさん、よろしく精霊のお守りをかけて
下さい」
(サトルとミツバ以下55名、アカロバ村4名の代表と世界樹の結界に行く)
(サトルは、ナビの先導で結界内に空き地に向かう)
「皆さん、結界の縁から200mの所に空き地があります。
自分について来て下さい」
(アカロバ村の4名は初めて結界内に入り、自分達が立てる音が大きく聞こえ
不思議な感覚になる)
(サトル達は、10m四方の空き地に着く)
「コトリちゃん、こちらに来て」
「うん、わかった」
「皆さん、世界樹の精霊へこの地に住むことの許しを頂く、祈りの儀式をします。
自分が柏手を打ったら、皆さんは立て膝になり右手を地面につけ、声を出さず
(この地を大切に使うと誓って下さい)」
「コトリちゃん、柏手を打ったら立て膝で左手を地面につけ精霊の光を出して
誓ってね」
「お兄ちゃん、精霊の巫女として誓うだね」
「そうだよ、始めるよ」
(サトルとコトリは世界樹の木の方向に向かい、柏手を2回鳴らす)
(ミツバ達とアカロバ村の4人は、立て膝になり右手を地面につける)
(サトルとコトリは、立て膝で左手を地面につけ精霊の光をだす。祈る)
「世界樹の精霊様、この地に住むことをお許し下さい。
私達は大切に使う事を誓います」
(サトル達の前の木々が光を帯、木が動き、空き地が広がってゆく、サトルは
魔力が出て行くのを感じる)
(木々が光が徐々に弱まり、木々の動きが止まると長さ1km幅500mの広場
になり、森と広場の間に直経10mの泉が湧き出す。中心に3mの島がある)
(サトルとコトリは、泉が呼ぶのを感じナビとアップルに乗り泉の島に降り立つ)
(サトルとコトリに精霊から思念通話が届く「この地に果樹の苗木を植えよ」)
(サトルは果樹の苗木を取り出し、土魔法で苗木を植える。
コトリが苗木を触わると、精霊の光が苗木包み、世界樹の木の方向から緑の光が
走って来て苗木と繋がる。
苗木は、1秒毎に成長して5m高さになり白い花を咲かせる)
(サトルとコトリは、ナビとアップルに乗りミツバ達の元に帰る)
(サトルは、呼吸、荒く)
「世界樹の精霊様からこの地に住むことの許しを頂きました果樹の木は1年1回
世界樹の実を作ります。これで祈りの儀を終わります、皆さん立って下さい」
(サトルは、呼吸を荒くして、両膝を着く、コトリがサトルに背中をさする)
「コトリちゃん、有り難う、もう大丈夫」
「うん、コトリがいないとダメね、お兄ちゃん」
「コトリちゃん、そうだね」
(ミツバ達が駆け寄って来る)
「サトルさん、大丈夫ですか」
「心配かけました、魔力切れです、コトリちゃんが分けてくれました。
1時間もすれば大丈夫です、ここで暫く休みます」
「皆さん、精霊様のお使い様は大丈夫です、暫く休めば何時ものサトルさんです」
(ゴーアリは感嘆して)
「ミツバさんは、知っていたのか、精霊様のお使い様は、瞬く間に何千という木
を動かすとは、これがお使い様の真の力を」
「いいえ、これ程までは砦を一瞬で作ったり、50体の土人形を動かしたのは見
ましたが、これ程とは、思ってもみませんでした」
(ゴーアリ達が来る、ジローノが)
「精霊様のお使い様、俺は、あなたに謝らないといけない、信じていなかった事を。
俺は結界内に住む事を、精霊の巫女を迎入れる事を反対していた。
俺は、あなたに従う。何でも行ってくれ」
「ジローノさん、謝る必要も従う必要ないよ。
アカロバ村の事を思っての事でしょう
ただ、自分の願いは、ミドロバ村の人と仲良くして欲しい」
「お使い様、俺は・・・」
(ミツバが)
「ジローノさん、ありがとうと言えば良いのよ」
「お使い様、ありがとう」
「ジローノさん、サトルと呼んで」
「サトルさん、ありがとう」
・
(ナビが出したテーブルと椅子に座り、コトリと紅茶を飲む)
「お兄ちゃん、砂糖3つね」「はい、はい、」
「お兄ちゃん、はいは、1回」「はい、はい」「もう」
「オーナー、又無茶をして、魔力切れしたもんだから、変なテンションになって」
「ナビ、精霊様が俺の魔力を美味しいと言ってくれたもんだから、つい」
「ついじゃありません、次はナビが魔力を制御しますから」
「ナビ、アップルが精霊を懲らしめようか?」
「アップル、今回はオーナーが悪いから、仕方ありません」
時間は15時半
(サトルは、MP3000を超え、普通の状態になる。
コトリとアップルがリバーシしているのを見ている。ナビから思念通話が届く)
(サトルさん、コトリちゃんのMPが1万を超えています)
(えぇ、俺が青い実を食べた時のレベルか)
(祈りの儀式をする度に倍々で増えていましたが今回の儀式で1万を超えました)
(精霊の巫女の潜在能力か?)
(オーナー、多分、そうです)
(ミツバ達とゴーアリ達が来る、ミツバは、サトルの顔色を見て安心する)
「サトルさん、大丈夫そうですね」
「ミツバさん、心配をかけました今は問題ありません、明日に魔力は回復します」
「この後の予定をゴーアリ達と話し合った結果、私達の家と旅用の家を出し後に、
アカロバ村の皆さんに、この広場と水周りの魔道具の見せたい思います。
この広場を汚さない為のトイレと台所の薪を節約と火災の危険を少しでも減らす
為にも重要と思います」
「ミツバさん、自分も賛成です、ゴーアリさん魔結晶と間伐する場所はありますか」
「サトルさん大丈夫です、魔結晶も間伐をする場所もあります」
「ゴーアリさん、水周りの魔道具の材料は問題ないです」
「ゴーアリさん、世界樹のお守りを渡します、村人は何人いますか?」
「サトルさん、世界樹のお守りとはなんじゃ」
「精霊のお守りの機能の内、エルフ人が世界樹の結界内に入れるだけの機能に
絞り込んだお守りです。精霊のお守り同様に結界の境界から5km迄入れます」
「そうか、わしら4人を除いて320人じゃ」
「世界樹のお守り作成魔道具で人数分のお守りを作ります」
「ナビ、ジローノさん、ミイルさんのアイテムバックLV7時間停止、
世界樹のお守り320個お願い」
「了解、オーナー」
(サトルが、ジローノとミイルに)
「ジローノさん、ミイルさん、このアイテムバックはあなた達専用です。
使い方は、入れる時は、収納、出す時は取り出しと唱えて下さい。
お守りが160個づつ入っていますから配って下さい。
結界の境界から5kmまで自由に入れます、よろしくお願いします」
(ミイルが)
「サトルさん、ありがとう、分かりました、早速配ります」
(ジローノ)
「この風景を見て、みんなの驚く顔が目に浮かぶよな、ミイル」
「祈りの儀式も見せたかったですね」
「ミツバさん、家は何処に出しますか、畑は何処しますか?」
「サトルさん、家は広場の端から少し離し南側に2列互い違いにお願いします、
畑は家の前から森までと考えいます」
「ミツバさん、いまから家を設置します、明日は、畑を耕しますね」
(ゴーアリ達は、サトルが家を取り出したのを見て驚いる)
(サトルは、広場の西側、南の端から10m北に12棟の家と小さい家1棟
食堂1棟、旅用の家1棟を出し並べる、広場に見学用の旅用の家12棟を出す)
「ミツバさんこれで、良いですか」
「はい、大丈夫です、小さい家の隣の旅用の家は何に使うんですか」
「ロジーナさん達と連絡用に、この中に転移門を作ります」
「分かりました、それと明日、結界の外に馬小屋を作って下さい、屋根と壁が
あればいいですから」
「場所を教えて下さい、手の空いている時にします」
「サトルさん、魔力は大丈夫ですか?」
「馬小屋ぐらいなら、平気です」
・
(村人達続々と広場にやって来る、普通の森と違う気配を感じで立ち止まり辺り
を見渡す。恐る恐る精霊の泉に来て、泉と果樹の木を見て感嘆の言葉を出す。
一通り見た村人は、ミツバ達12人が家の水周りの魔道具の説明とこの地を
大切に使う事を話す)
(ミドロバ村の子供達が竹トンボを飛ばしているのを見て、アカロバ村の子供達も
一緒に遊び始める)
(サトルは、この光景を眺めたあと、6頭が入る馬小屋を3棟を建て、馬車を
保管する屋根だけの倉庫を建てた)
時間は18時
(村の広場で、村人全員が参加の歓迎会が開かれる)
・
時間は20時
(小さい家を1DK風呂付きに改造した家に戻り、風呂に入りサッパリする。
風呂から戻るとコトリがナビとリバーシをしている)
「お兄ちゃん、コトリおじゃましているの」
「お母さんは?」
「村の長達と話ししているから、コトリだけきたの」
「何か、飲むか?」
「紅茶に、砂糖3つでおねがいね」
(サトルは、コトリが大人びた言い方に戸惑う)
「おう、分かった」
(サトルは、台所で紅茶を作り、自分はコップに冷水を入れる)
「コトリちゃん、はい、紅茶だよ」
「ありがとう、お兄ちゃん」
(サトルは、生活魔法を付与した水栓は、便利だとあらためて思った)
・
時間は22時
(サトルは、コトリを家まで送る。旅の疲れがでて眠る)




