27日目~30日目 アカロバ村着
27日目 6時 ミドロバ村から15km地点
(ピピピ)
「オーナー、6時です」
「ありがとう、ナビ、アップル、おはよう」
「オーナー、おはよう」
(いつも通り身仕度して、外にテーブル出し、紅茶を飲む。煙草を吸う)
(ミツバ達が子供達を連れて来る、サトルは椅子と紅茶をすすめ)
「サトルさん、おはよう、ロジネさん達は、転移門になれましたか?」
「転移門の黒い渦を見て固まっていました。時計で7月23日の10時に会う事
になりました」
「はい、メモ帳に書いておかないと」
「ロジネさんは、水周りの製品を売り出しに向け、今朝から活動開始すると気合
いが入っていました。
タミラさんがやり甲斐のある仕事を出来ると張り切っていました」
(コトリとナビが、真剣な顔、時には笑い、リバーシをしている。
アップルは、エレン、エレノアを乗せてコトリ達の周りをグルグル回っている)
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時間は17時過ぎ
(元ネグロ将軍の第1から第4部隊が王城に到着する、各隊長はムーア国王の
執務室へ、兵士は宿舎に向かう)
17時半頃
(ムーア国王の執務室、マハード元帥と軍の再編と再配置の検討をしている)
(デミオ守衛隊長と第1から第4部隊長は、ムーア国王の執務室に入る)
(ジャイブ隊長が代表して帰還報告をする、各隊長は立て膝で頭を下げる)
「第1から第4部隊帰還致しました。
第1部隊、 70名、他10名は重傷を負いタンブルで療養中です。
第2部隊、 80名
第3部隊、100名
第4部隊、100名
350名帰還致しました。
重傷を受けた者は、薬師ロジーナ様の好意でエルフ特製上級回復薬2本、
中級回復薬8本を頂き治癒しています」
(ムーア国王が労いの言葉を掛ける)
「最悪全滅も覚悟しておった、これ程多くの兵士を帰還出来た。
各部隊長良く精霊様のお使い様に剣を収めてくれた。礼を言う、ありがとう」
「勿体ないお言葉、これも国王閣下が精霊様のお使い様の命に従うよう事前にお
言葉があった故です」
「それにしても、上官の命令に逆らうのは、勇気が必要だ」
(マハード元帥が命令する)
「各部隊長、兵士は、別命があるまで休憩に命ずる。今回の戦闘報告は既に
聞いておる。休め、その後、存分に働いて貰う」
「国王閣下にミドロバ村の長につながる者からの伝言があります」
「申してみよ」
「ミドロバ村の長につながる者の言った通り伝えます。
(私達、エルフは羊ではありません、フォレストウルフにもなれます。
今回の戦いは、第2、第3のネグロを生まない為のものです。
ただ私達は、争いを好みません。
これから世界樹の森の結界内に居を移し人族との接触を断ちます。
人とエルフが手を取り合い、助け合う時代くるまで)以上です」
「我が国は、エルフ族をそこまで追い詰めていたのか、皆の者、人とエルフが
手を取り合い、助け合う事に力を貸してくれ」
「閣下、ミドロバ村の長につながる者は、我が国に希望を持っています。
この戦闘で使用した砦をお使い様が門に変え、門に言葉が刻まれています」
「1番目門には、(人族が誠実に手を差しだせば、)2番目門は(希望)」
(ムーア国王がしみじみと)
「何時かは、この門をくぐりたいものだな」
(ジャイブ隊長が、決意を込め)
「精霊様のお使い様から我らに使命をお与えになりました。
内容は、(心正しい者に仕え、盾となり剣となり民を守れと)」
「我らは、国王閣下に仕え、盾となり剣となり民を守こと誓います」
(ムーア国王が)
「この誓い、しかと受け取った、民の為に良き働きを期待する」
(ジャイブ隊長が)
「精霊様のお使い様から私とケンドルが剣を収めことから、このお守りを感謝の
印として、頂いた事を報告します」
「見せてくれぬか」
(ジャイブ隊長は首から、お守りを外しムーア国王に渡す)
「四つ葉のクローバーか、素晴らし物を頂いたな」
「はい、剣を収めだけなのに、過分な感謝を頂きました」
「ジャイブ隊長、先程も言ったが、上官の命令に逆らうのは、勇気が必要だ。
精霊様のお使い様は、勇気の重さ、責任の重さを知っている故にお守りを
授けたのだろう」
「皆の者、ご苦労であった、いまは休め」
(ジャイブ達は、宿舎に向かう)
(ムーア国王は、タンブル領主バンドルと薬師ロジーナへ感謝状を贈るよう
秘書役に命ずる)
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28日目 6時 ミドロバ村から45km地点
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29日目 6時 ミドロバ村から80km地点
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30日目 14時頃 サトル達はアカロバ村に着く




