23日目の3 アップル
時間は11時半頃
(世界樹の森の村に着く)
(コトリがエレン、エレノアと手繋ぎナビの元に歩いてくる)
「ナビちゃん、あの飛んでいる板はなーに」
「ナビの先輩でアップルだよ、アップル、コトリちゃん達とお友達になろう」
「コトリちゃん、エレンちゃん、エレノアちゃん、こんにちは、自分に名前は
アップル、お友達になってね」
「うん、コトリ達、お友達になる。ねえプルちゃんは、ハンドルはないの?」
「アップルは、変形出来るからハンドルの出せるよ」
「プルちゃんに乗って良い?でもエレンちゃん、ノアちゃんが乗れないの」
(アップルは、変形して、ハンドルと椅子を2つだす)
「コトリちゃん、これでみんな乗れるよ」
「プルちゃん、凄い、エレンちゃん、ノアちゃん乗るよ」
(コトリがハンドルを握り、アップルのキックボードが動き出した)
「ナビ、アップルは危険ことをしないか?」
「アップルには歩く速度、飛ばないことを約束させました」
「ナビ、ありがとう」
(この会話を聞いて、ミツバとカンナは安心する)
・
(ミツバ達は、慰霊碑に向かって歩いていく)
(そこには、3つの村の長が慰霊碑の名前を見て悲しんでいる姿がある)
(アカロバ村ゴーアリが誰かが来る音を聞き、振り向く)
「ミツバさん達、無事であったか、斥候の話では、生き残りがいると聞き、
来たら誰もおらず、心配しておった」
「ゴーアリさん、皆さん、心配をお掛けしました。ネグロ将軍の部隊を倒して
戻って来たところです」
「なんとネグロ将軍の部隊を倒したと。」
「ゴーアリさん話は、精霊様に祈りを捧げた後にお願いします」
「わしらも、精霊様に祈りを捧げよう」
「皆さん、精霊様にお祈りをしましょう」
「サトルさん、コトリ、精霊様のお使い様として、祈りの儀式をお願いします」
(サトルがみんなに話しかける)
「皆さん、お祈り仕方は前と同じです。柏手を打ったら皆さんは、片膝をつき
右手を土につけ、感謝の言葉を声を出さずに言って下さい。
お母さん達、小さい子に教えて下さい。」
・
「皆さん、準備はいいですか」
「コトリちゃん、柏手を2人で打ったら、精霊の光をだしてね」
(サトルが)
「精霊様、精霊様の巫女と精霊様のお使いが祈りを捧げます」
(柏手での音が森に響き渡る、精霊の光るが溢れ、花が輝き、慰霊碑が光り輝く)
(光り輝く景色見とれ慌てて、村の長3人は慌て片膝をつき、祈り始めた)
(みんなは、亡くなった人の事、戦いの事を思い出し、長い祈りとなった)
・
(祈りが終わり、食堂へ歩き出す)
(ミツバが)
「長の皆さんの護衛は、何処にいるですか?」
「わしらが村一番の精霊魔法の使い手じゃから、寧ろ護衛は足手纏いになるから
数km先で待機しているんじゃ、護衛と言うより世話係じゃな」
「まあ、護衛の皆さんが聞いたら悲しみますよ。
それでは、村の長方達、食堂でお茶出しますので、そこで話しをしましょう」
「丁度の喉が渇いた所じゃそうさせて貰おう、精霊様のお使い様はあの方か?」
「はい、サトルさんと言います、紹介も食堂で」
(コトリが)
「お母さん、こういう時のご飯は・・」
「コトリ、こういう時のご飯は塩ラーメンですね」
「うん、昼は塩ラーメン、夜はカレーライスなの」
「サトルさんに用意が出来るか聞いて来て」
「うん、わかったの」
・
(コトリは、キックボードに乗り、サトルにお願いしている)
「コトリちゃん、大丈夫、用意できるよ」
(コトリは大きな声で)
「お母さん、塩ラーメンもカレーライスも大丈夫だって」
・
(食事に到着する、サトルは用意していたプリン59個をテーブルに置く、
お母さん達は、水とプリンを配る)
(ミツバが)
「サトルさんお兄さんがプリンを用意してくれました、いただきます」
「「「いただきます」」」
(村の長達が)
「このプリンと言うのは、甘くて、このなんともいえない柔らかい食感、
孫達にも食べさせたいの」
(サトルがその声を聞き)
「子供達の分ぐらいなら用意出来ますよ」
「それは、ありがたい、よろしく頼む、精霊様のお使い様に挨拶もしておらん
かた。アカロバ村ゴーアリ、アオロバ村ジローノ、ダイロバ村デゴンじゃ」
「自分は、一般人のサトルと言います」
「なに、チンパンジーのお猿」
(ミツバとカンナが笑う)
「サトルはただの人族と言っていますよ。サトルさん、一般人は言わない方が
よさそうですね」
「はい、ミツバさん、癖でいつも言ってしまって」
「長の方々、精霊様のお使い様と呼ぶのは止めて下さい、サトルと呼んでください」
「自分の相棒を紹介します、スマホ族のナビとナビの友達のアップルです。
珍しい種族ですから、秘密にして下さい」
「オーナーの相棒のナビです、お友達なって下さい」
「ナビの友達のアップルです、お友達なって下さい」
「サトルさん、秘密にします。事情はなんとなく分かります」
「サトルさん、カメリアさんに塩ラーメンとカレーライスを渡して下さい」
(サトルは、カメリアのアイテムバックに塩ラーメンとカレーライスをいれる)
「カメリアさん達は、落ち着いたら昼食をお願い、私とカンナさんは村の長と
お話しがあります」
「ミツバさん、私達に任せて」
(サトルは両手鍋を出すと、ナビが話しかける)
「オーナー、生活魔法がLV3になって飲料用のお湯が出せます」
(サトルは、コップにお湯を入れる、ミツバが紅茶を作る)
「ミツバさん、自分はアップルと相談したい事があるので話しを始めて下さい」
(ミツバが)
「はい、村の長の方達、これまで何があったかをお話しします」
(ミツバが、ネグロ将軍に夜襲にあってからの、辛くて悲しい話しを始める)
(サトルは、ナビとアップルを連れ、アップルに事情を聞く)
「アップル、自分を助けくれてありがとう、お前のことが心配だ、俺に何か出来
る事はないか」
「アップルは、お世話AIとして世界管理者の元で数百年働いています。
この世界の理の管理等と世界の出来事を世界管理者に報告するのが仕事です。
ナビを見て、私も自分の手で誰かの役に立ちたいと思うようになりました。
サトルさんが窮地な立った時、思わず試作キックボードに乗り、鉄の槍を防ぎ
ました。
この時、自分はこの一瞬の為に生まれたんだと実感しました。
私は、規則破りましたから罰としてAI機能停止になり、CPUだけの存在に
なります。
後悔はしていません、サトルさん心配してくれてありがとう」
「ナビ、思念通信で世界管理者に伝言して欲しい。
(自分の命を救ってくれた、アップルの罪を軽くして)欲しいと。」
「サトルさん、必ず伝えます」
「あー、世界管理者から強制帰還指示が来ました、サトルさんと一緒に冒険が
出来て楽しかったです、嬉かったです、さようなら」
(アップルの前に黒い渦が現れ、アップルが吸い込まれて行く)




