表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/57

1日目の2 世界樹の森

暫くして神無 悟は、どう言う訳か分からないが、先程の絶望感から脱して落ち着

いてきた、これからどうすべきか?前向きに考えていた。


先ずは情報収集と整理を。


[鑑定]をタッチしデッカイ木を鑑定[世界樹の木],数十本折れて倒れている木は

[世界樹の果樹の木]、木になっている青い実は[世界樹の青い実]黄色い実は

[世界樹の黄色い実]、落ち葉は[世界樹の葉]、土は[世界樹の腐葉土]。

世界樹の実の大きさは、プチトマトぐらい。


自分の持ち物を「鑑定」してみる。


電動キックボードは、 [魔動力キックボード]

運動量計測計は、   [魔動力運動量計測計]

ステレスボトルは、  [魔動力ステレスボトル]

加熱式煙草の○コスは、[魔動力加熱式○コス]

ボールペンは、    [魔力ペン]

携帯式老眼鏡は、   [魔力メガネ]

ペットボトルは    [魔動力ペットボトル]

ラーメン用両手鍋は、 [魔動力両手鍋]


なんかそのままだ。

金色の毛皮を鑑定[ゴールドゴリラの毛皮]。

スマホがピッコとなって鑑定レベルがLv2となった。


[ゴールドゴリラの毛皮]をタッチしすると、[ナビAI]に強制移動した。


[ナビAI]のメッセージは、

3日前に地球から転移したゴリラ。世界樹の木の実を食べて「ゴールドゴリラ」

なった。

世界管理者は、世界樹と果樹園を荒らすことから駆除したいが直接干渉出来ない

でいた。

へぇーそうなんだ。


鑑定レベルがLv2になって、少し満足して、次に[ログ]を見る。


13:11:05 オーナーは転移ショックで気絶中に転移門から飛び出す。

     :06 ゴールドゴリラがオーナーを攻撃

     :07 オーナー左膝を負傷。地面転がる

     :08 ゴールドゴリラは、オーナーへの攻撃を中止し転移門に飛び込む

13:24:00 オーナーが気がつき、大声で叫ぶ。

13:25:00 オーナーの[精神耐性LV2]へ

13:26:00 オーナーが[治癒魔法]を発現させた。

13:29:00 オーナーの左膝が完治した。


14:02:00 オーナーが[MAP]操作。

14:07:00 オーナーが[ナビAI]操作。

14:21:00 オーナーの [精神耐性LV3]へ

        オーナーの [精神耐性LV4]へ

        オーナーの [精神耐性LV5]へ

        オーナーの [精神耐性LV6]へ

14:22:00 オーナーの [精神耐性LV7]へ

14:25:00 オーナーにスキルが追加された。

14:26:00 オーナーが[鑑定]を操作。

14:31:00 [鑑定LV2]へレベルアップ。

14:31:00 オーナーがログ操作。 

14:37:00 ログ操作終了。


そうか負傷の原因は、ゴールドゴリラだったのか。


ところで、俺はこの世界にどうやって来たのか、朝からの行動を思い出す。


三日前に原付登録、保険手続きをして電動キックボードへナンバープレートを

取り付けて、明日の運転を楽しみしていた所、二日間続いて災害レベル5の大雨

50メートル超える風が吹いていた。


昨日までと打って変わって今日の朝には、雲一つない青空に変わっていた。


洗濯し9時過ぎに電動キックボードのアクセルグリップ、ブレーキの操作確認

しながらを時速15キロ前後運転する。

10時頃カルガモいる小川に到着。

11時半頃まで、先週生まれた赤ちゃんカルガモを見て、○友へ。

12時すぎに○友へ行き、袋めん等食料品と日用品買い出し。


12時半すぎにもう一度小川に戻りカルガモ赤ちゃん見ながらおにぎり弁当

    食べようと小川に向けて出発。

    小川までもうすぐの場所で突然、目の前に黒い渦が出現してブレーキを

    掛けたが黒い渦へ吸い込まれた。


多分、吸い込まれた瞬間、気を失ったんだ。


この世界で生き残るため、持ち物を確認して、今後の方針を決めなければ。


ショルダーバッグには、

  スマホ※

  マンションの鍵

  運動量計測計(万歩計、時計機能使用)※

  ステレスボトル(容量200ml 飲み干して空)※

  加熱式煙草の○コス※と残り19本の煙草ステック

  ボールペン※とメモ帳

  携帯式老眼鏡※

  ポケットテッシュが2個とゴミ入れにするナイロン袋

  タオル地のハンカチ

  携帯用アルコール除菌ボトル

  ※は、魔道具


レジ袋には

  おにぎり弁当(半分)

  袋めん×5(ミソ、塩ラーメン、そば、うどん、カレーうどん)

  カップの焼きそば

  レトルご飯3食パック  

  レトルカレー×3(ビーフ、野菜、キーマカレー)

  焼きそばパン

  ペットボトル(水500ミリ)※

  チョコレート1箱

  紅茶1パック

  スティック砂糖1パック

  胡椒 1瓶

  七味唐辛子 1瓶

  ボディーソープ

  シャンプー

  歯ブラシ3本パックに試供品としてミニハミガキ粉(チューブ型)付き

  ラーメン用両手鍋※

服装は、

  フラッシュダウンベスト

  ワッフルセーター

  ジーンズパンツ

  ワイヤー式ランニングシューズ

  靴下に下着

  ヘルメット

財布と硬貨数枚


ジーンズパンツは、左膝あたりが裂けているが仕方ない。

ヘルメットは、頭頂部に1つ小さな傷あり、そこから4本筋が前面に向けて

塗装がはげている。

それ以外は、問題なさそうだ。

 

二日間続いて嵐から予備の食料等補充、月末だったので習慣で日用品の補充、

来週から年金を当てにして鍋等も買った。ある意味、幸運だった。


1日3食で3日しか持たない。

朝は袋めんの麺だけ食べて、昼は汁にレトルご飯の3分1でおじやにし、残り

3分2のご飯とレトルカレーの半分を食べるとして、6日か7日は持つか。

後は[世界樹の実]か。


自分のスキルを確認する。


スマホの[スキル確認]タッチすると、[オーナー][キックボード]等全て魔道具の

アイコンが出てきた。

[オーナー]をタッチして自分の[スキル]が一覧表として表示される。

【ステータス】

【名前】カミナシ サトル

 【LV】 1

 【年齢】18歳

 【性別】 男

 【種族】人族

 【職業】異世界の旅人

 【HP】 8/10

 【MP】 9/10

 【筋力】10

 【体力】10

 【知力】10

 【敏捷】10

 【器用】10

 【応用】10

 【 運】 5


【スキル】

 [生活魔法LV1▽]

 [アイテムボックスLV1▽]

 [精神耐性LV7]

 [結界魔法LV1]

 [治癒魔法LV2▽]

【ユニークスキル】

 [武術の心得][魔法の心得][鍛冶の心得][錬金術の心得]

 [異世界言語翻訳]

 [付与魔法]


[▽]下位層が有りそう、タッチしてみるか。

  [生活魔法LV1▽]

        [着火][ライト][洗浄]

[治癒魔法LV2▽]

      [鎮痛LV2]

      [止血LV2]

      [透視LV2]

      [殺菌LV2]

      [修復LV2▽]

           [結合LV2]

           [細胞復元LV2]


[アイテムボックスLV1▽]

        [コピーLV1▽]

              [素材保管]

              [解析LV1]

              [解析保存LV1]


 結合か、左膝あたりが裂けているジーンズパンツ見ながら試しにやってみよう。

 パンツを脱いで裂けめの布地どうしをくっつけて[結合]と唱えると大成功、綺麗

に直った。


ニアニアしながら、意味が分からない[心得][コピー][付与魔法]タッチする。


[ナビAI]へ画面移動し

   [心 得] 努力と知恵と訓練と実践で新しいスキルが発現する。     

   [コピー] アイテムボックス内のアイテムをLV1では10グラムまでの

        コピー出来る。

        アイテムボックスLV1容量は、1立方メートル。

   [付与魔法]オーナーのスキル、オーナーの魔道具の魔法機能をアイテムに

        付与出来る。


 【HP】【MP】の回復どうすれば、【HP】をタッチしてみるか。


[ナビAI]へ画面移動し、

     HP、MPは健康な状態で30分に1回復する。HP[0]で死ぬ。

     怖い、転移ショックと怪我で、HPは[2]だったのか。

  

次は[キックボード]等の魔道具の機能を確認。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ