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13日目の3 裏切り?

(村から500m付近の大きな木の枝の上からコトリちゃんの様子を見ている)

(夕日がもう少しで沈む頃、コトリちゃんが村の広場に着いた)

◇ ◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇ ◇

(コトリが疲れた様子で広場を歩いて行く)

(食事を食べ終わり、談笑していた兵士が、コトリに気が付いた)


「オーイ、守衛、エルフの子供が戻って来たぞ」


(その声で、守衛が気がつき、コトリの元に走って行く)

(乱暴な言葉使いで)

「エルフの子供、世界樹の実を取ってきたか?」

「うん、取ってきの、お母さんに会いたいの」

「ちょと待て、隊長のところまだ連れて行く、ついて来い」

「早く、お母さんに会いたいの」

「だめだ、ついて来い」


(コトリは仕方なく、守衛の後を歩いて行く)

(隊長の居るテントの前で、守衛が隊長に呼びかける)

「エルフの子供が世界樹の実を取って、戻りました」


(隊長がテントのから出て、声を掛ける)

「エルフの子供、取って来た物を見せろ」


(コトリは、革袋から小袋を出す)

「世界樹の実と葉っぱなの」


「青い実10個、黄色い実10個、葉っぱ20枚確かにある、守衛、親の所に

 連れて行ってやれ」

(コトリは、守衛に連れられテントの裏の炊事場に行く)

(コトリは、お母さんを見つけて、走って行く)

「お母さん、おかあさん」

(コトリは、母親の足に抱きついた)


(母親は、コトリに目線を合わせ、優しく)

「コトリ、怪我はない、疲れていない」

「コトリ、お腹がすいたの」

「もうすぐ、私達のご飯がでるから、座って待ってね」

(コトリは、母親が見える場所で、膝に頭をのせて座る)

(暫くして、他のみんなとコトリはお母さんに手をつなぎ、食事を乗せた馬車と

 共に集会所へ歩いて行く)


(集会所は精霊魔法で明かりが付いているが薄暗い、お母さんたちが手分けして

 子供たちの食事を配っている。食事はパンとスープ。)

(コトリは、母親と一緒にパンとスープを食べている。)

(コトリは、お兄ちゃんのご飯は美味しかったと思いながら食べている)

(母親がその様子見て)


「コトリ、美味しく無いけど、我慢してね」

「うん、後でお話しがあるの」

「分かったわ、さあ、食べましょ」

(食事を食べ終わって)

「コトリ、お話してなにかな?」

「あそこの隅、お話しするの」

(コトリは、手を繋ぎ、母親を集会所の薄暗い隅に連れていく)

「コトリ、お話してなに?」

「お母さん、このお手紙を読んでね」

(ミツバは、手紙を読み、期待と不安の表情を見せて)

「コトリ、カミナシ サトルてどんな人?」

「自分は、一般人のサトルと言ってた、けど・・」

「えー、チンパンジーのお猿さん」

「違うの、サトルお兄ちゃんなの、それで魔法でご飯作ったり、アイテムバック

 作ったり、凄い魔法使いで、私と同じで世界樹の精霊様の加護を持っているの」

(世界樹の森で会って加護を持っている、言い伝えの世界樹の精霊様のお使い様

 かも)

「精霊様のお使い様?」(思わず声をだした)

「コトリは、サトルお兄さんを信じているの?」

「うん、一緒にお母さんたちを助けると約束したの」

「分かったわ、一緒にみんなを助けようね」

(コトリは、ポケットから、お守りを取り出し、母親に渡す)


「お母さん、これは精霊様のお守りなの、他に人に見えないように所に着けてね」

(ミツバは、世界樹の描かれているお守りを見て、サトルさんを精霊様のお使い様

 と確信した)

(コトリは、母親に話をして、安心したのかウトウトし始める)


(突然、集会所の扉がバンと大きな音がして開いて、兵士が大きな声で命令した)

「大人達は全員、来い、回復薬を作って貰う」


(ミツバは、兵士に言った)

「この時間に大人がいないと子供達の世話も出来ないし怖がり泣いてしまいます」

「そう言うことは、隊長に言え、とにかくついて来い」


(ミツバ達、食器と鍋等を持ちしたくする)

「コトリ、心配しないで、夜中前には、戻れると思うから」

(コトリは心配そうに)

「うん、お留守番するの、早く帰って来て」


(兵士が声を荒げ)

「何をゴチャゴチャ言っている、早く来い」

(ミツバ達、仕方なく出て行く)

(コトリは心配なの、お母さんたちと別れて、お兄ちゃん大丈夫だよね)

(ミツバ達は守衛の詰め所の前に着くと隊長が出てきて、告げる)

「おまえ達は、ここで回復薬と解毒薬を作って貰う、守衛が監視するから下手な考

 えをするな」

(ミツバが恐る恐る隊長に話しかける)

「隊長様、この時間に大人がいないと、子供達の世話も出来ないし怖がり、泣いて

 しまいます、調理道具をかたづけたら、何人か集会所に返して欲しいんですが」

「これだけ人数がいると寧ろ邪魔か、良いだろ5人は調理道具を片付けたら、

 戻る事を許可しよう、但し、怠けるなよ」 

(ミツバ達7人は、回復薬を作る作業を始める)

(残り5人は炊事に向かう、途中で一人が隊長の所に行き何か話している)

◇ ◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇ ◇

時間は19時20分頃

(サトルは、木の枝に座りMAPを除いている。)


MAPの状況をみて、コトリちゃんが無事、手紙とお守りを母親に渡しことが分り

安心していたが、母親が守衛のテントに入った事で心配になった。

普通に考えると、世界樹の実を手に入れた事で、守衛のテントで回復薬を作らせれ

ている。最悪は、今晩の計画がばれたか、今の時点では考えすぎか。

様子をみるしかないか。

◇ ◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇ ◇

時間は19時40分頃

(貴族のテントに副司令官ゴルバ、副魔法師長タリア、部隊長5人が集まっいる)

(副魔法師長タリアが部隊長アダナに報告させる)


「部隊長アダナ、双子の人質の母親から聞いた内容を報告しなさい」


(部隊長アダナは敬礼をし)

「はぁ、副魔法師長タリア様、詳細は不明との事ですが精霊様のお使いが深夜に

 エルフ共を助けに来るとのこと。精霊様のお使いなど滑稽無稽かと思いました

 が報告いたします」


(副司令官ゴルバが副魔法師長タリアに意見求める)

「この話、タリアはどう思う」


「部隊長アダナに報告するように言ったのは私、伝承に世界樹を傷つけた国が

 精霊様のお使いにより、滅んだという記述がある。

 深夜の演習と思えば、来る、来ない、どちらに転んでも損はない」


「前回の戦闘で全滅を免れたのは、タリアの進言のお陰、作戦を任せるよ」


「配置は、南の森に部隊長アダナ以下20名武装はロングソード、内10名は弓矢

 を 携帯のこと。残りの部隊長4名と兵士45名は完全武装でテント内待機。

 守衛は現状配置のまま但し守衛8名は、集会場内で待機、2名はエルフの女性

 7人を監視。

 副司令官ゴルバ、私、魔法師5名は、部隊長アダナ以下20名共に南の森に待機

 精霊様のお使いの助ける順番は判らないけど、必ずエルフの女性7人を助けに来

 るから部隊長4名と兵士45名で対応する。

 精霊様のお使いが兵士と戦闘している所を、私、魔法師5名は、部隊長アダナ

 以下20名で包囲殲滅する。」


「包囲殲滅戦かいい作戦だ、タリア」


「部隊長アダナ以下20名は直ぐ準備して、炊事場のエルフ女が帰り次第少し

 づつ南の森へ移動すること。部隊が移動後、副司令官、魔法師が移動する。

 守衛は、その後、南の森から集会所の中で待機。

 部隊長4名は部隊のテントでの配置を決め、兵士は武装後,待機すること」


「以上よ、質問ある」

「タリア、俺まで南の森で待機か」

「副司令官ゴルバ、最初に狙われるのはあなたよ」

「最大火力の魔法師達とタリアと一緒の理由が分った、気遣い感謝する」


(この作戦は同士討ちの可能性があるけど、ゴルバ、私、魔法師の方が大事

 だから)


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