12日目の1 世界樹の森と精霊の巫女
12日目の朝、時間は6時過ぎ。
いつも通り身支度する。食料品のコピー指示する。
朝食は焼きそばパン戻り、紅茶を飲む。
食後の煙草を吸いながら・・・長いようで短い中身の濃い11日だった、
7時、世界樹に、もう一度お礼の挨拶すると左の甲が光り返事をしてくれた。
荷物、道具をアイテムボックス入れ、ショルダーバッグを斜め掛けして、
キックボードに乗り出発だ。
※ ※ ※ ※ ※※ ※ ※ ※ ※
ここは、アテラ星系を管理する空間。
◇ ◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇ ◇
爺さん、世界樹の木から旅立ったか獲得したスキルとキックボードで最低限、身を
守ることは出来よう。
キックボードの浮遊機能の原理を気にしていたが、原理は、
リニアモーターカーの浮遊、移動原理とアイデアは同じだ。
魔素に反発する魔法陣をハンドルのポール、ボード、タイヤホイールを刻印して
いる。ボードに送る魔力の量で高さが変る。
タイヤホイールに魔力を送り、ホイール回転するこで魔素と反発し前進する。
ブレーキは、ポール全面に魔力送ることで魔素と反発して止まる。
魔法陣は隠蔽魔法が掛けている。秘密がばれれば、戦争の仕方が変わり大量虐殺
につながるからな。
爺さんは、気付いていないが、浮遊時はボードと体を固定する一体化魔法が掛か
ている。だから、固定用にロープはいらないんだ。
※ ※ ※ ※ ※※ ※ ※ ※ ※
世界樹を背に時速10kmで慎重に南に向かう、果樹園を過ぎると段々と道は狭く
なっていき木が増えてきた、そして世界樹の周辺と一変した鬱蒼した森になった。
停止し、歩きながら道を探す、一カ所雑草の生え方が違う所が有った。
雑草の種類に偏りがあり高さが、比較的揃っており二人分ぐらいの幅が有る。
ここを進んでみよう、キックボードの前照灯を付け結界を張り、歩く速度で走ら
せると、自動的に約10cm浮き上がった。
この道は、木を避けるように続いている、道を30分程進むと突然に人影が。
あーと思い、急ブレーキを掛ける、風の刃が[結界魔法]に「カッ」当たる音がし
さらに2回音がなり[結界魔法LV1]が消えた。
自分に念の為[結界魔法]を掛け、手を上げて、呼びかける。
「待って、待って」
キックボードの[結界魔法LV2]に風の刃があたる。
「怪しいけど、怪しい者ではないーー。」と大声で叫んだ。
金色の髪を束ねたポーニテール、耳が長い薄い緑のワンピースに緑色のパンツ、
背の高さは1mぐらいの子供?
「だれ」短く返事し、警戒するように魔法を放つ構えしている。
両手を挙げて、「自分は神無 悟」、「君を傷つけない」
子供は睨みながら「貴族? 貴族は悪い人と、じいちゃんが言っていた」
「俺は、違う、一般人の悟」
「チンパンジーのお猿さん」
俺は、巫山戯ながら猿まねし「違う、違う、」猿まね止め、すっと立って
「一般人だよ」「ただの人だよ」
表情がほんの少し和らいだ、首を傾げ「私を虐めないない?」
俺は、世界樹を思い出し、左の甲を見せ魔力を流し光らせた。
「あー私と同じ、精霊様のお友達なの?」
「友達かどうか分からないけど、お掃除したらくれたんだ。」
「おじさんは、いい人なの?」
「お兄さんと言って、お嬢ちゃんとお友達になりたいと思っているよ」
「じゃおじさんは、いい人ね」
「お兄さんのことは、サトルと呼んで、お嬢ちゃんのお名前は」
「コトリ、おじいちゃんがつけてくれたの」
「可愛い名前だね。コトリちゃんは、一人でここまで来たの」
「むらがお・っ・、わー・ー ・ー が・・」
目から涙が溢れ出して、泣き出した。
弱ったな、こういう時はどうしらいいか判らないな。・・。
近寄って、目線を合わせて「大丈夫、大丈夫、」と声掛けて、ショルダーバッグ
からハンカチ取り出して、涙を拭いてやる。
椅子を取り出して、コトリちゃんを座らせる。
テーブルを取り出し、紅茶にの準備する、自分用の椅子をコピーする。
自分も座り、ステレスボトルから温めたお湯をコップに移しティーバッグを
入れる。紅茶にスティック砂糖を1本入れ、
「コトリちゃん紅茶だよ、甘いのが好きなら砂糖を足すよ」と差し出す。
「熱いからフーフーして飲んでね」
「おいしい、甘くしたいの」
スティック砂糖を渡し、頭を千切る動作する。
コトリは、まねして頭を千切り砂糖を入れる。
「スプーンでかき混ぜね」
コトリは、スプーンでかき混ぜて一口飲むと「もう1つ入れるの」砂糖をさらに
入れる。
笑って「あまくて、おいしいの」と泣き止んだ。ぐーとお腹がなった。
「ご飯たべようか?」
「コトリ、堅いパンと堅い肉しかないの。おいしくないの」
「お兄さんが美味しい、ご飯をつくるね」
(インスタントだけど、堅いパンより良いだろう)
両手鍋を出して水を入れ加熱する。
その間に、両手鍋の2回り小さい器とコップをコピーする。
大きいスプーンを取り出し、ナイフで先を櫛状に切り込みをいれ先割れスプーン
にする。
コトリは興味深そうに色々出してくるのを見ている。
(ラメーンは味噌か、塩にするか異世界には、味噌は無いだろうから塩にする)
両手鍋の沸騰したので、ラーメンを入れる。パンも肉も固い言っていたから4分
煮込で柔らかいめんにする。調味料を入れて完成。
コピーした小さい器にラーメンを半分ほどよそう。
「どうぞ、コトリちゃん、フーフーして先割れスプーンで食べてね。」
「おじさん、これ何」
「塩ラーメンと言って、お兄さんの国では人気なんだよ。」
「フーフー」して食べてね
「おいしいの」とニコッと笑った。
コップに水入れて、コトリちゃんに渡す。
「おじちゃん、ありがとう。」
(良かった、笑ってくれて、ここに来た理由を聞くと又泣き出す困るし
聞かないとこの先どうする決められないな。)
器が空になったので、「もう少し食べるか」聞くと
元気よく「食べるー」と言うので、残りのラーメンを器に入れる。
・
コトリちゃんは水を飲んで、「おいしかった」言った。
(どうする、ここに来た理由を聞くと、泣くだろうから自分の話をするか)
「コトリちゃん、お兄さんの話を聞いてくれる」
「うん、きくー。」
「お兄さんは、日本と言う国から突然開いた転移門に吸い込まれて、
知り合いの居ないこの世界に来たんだよ。
神様のくれたキックボードで走っていたら、コトリちゃんに会ったんだ」
「かわいそう、どこにいくの」
「村とか人が居る所に行こうしてるんだ。コトリちゃんどこにいくの。」
「コトリは、世界樹の実を取りにいくの」
(青い実と黄色い実を取り出して)
「世界樹の実って、これ?倒れた木から・・」
(コトリは、急に、目に涙を溜めるだして)
「木がたおた・・・み・がない・・」
(やばい、やばい、慌てて)
「大丈夫、大丈夫、おじさんが木を治したから、倒れていない木には、沢山の
実が付いていたよ」
(あー、自分でおじさんさんと言ってしまった。)
「あしたまでに、実を持っていかないとお母さんたちがいじめられるの」
(あー、トラブルの予感がする)
「お兄さんの、乗り物は、速い?」
(手助けするしかないか、泣かれるどうして良いか判らないし、子供をここに
置いて行く選択しないな。)
「凄く速いよ、世界樹の実は、自分が持っているから、お母さん所に帰ろうか」
「だめなの、世界樹の精霊様にお祈りして、コトリが実を取らないと」
(コトリは胸を反らせて)
「コトリは緑の世界樹の巫女、65歳だから」
(同い年かよ5,6歳かと思ってた、エルフは成長が遅いのはラノベ通りかよ)
「お兄さん、連れていってくれるー?」
(お兄さんと言われたが、子供と言っても女、甘えてねだり方を知っているな)
「コトリちゃんを世界樹の所に行って、お母さん所に連れて行くよ」
(コトリはニコニコして)
「お兄さん、ありがとう。」
「ここを片付けて、世界樹へ行こう」
(テーブル等アイテムボックス入れに片付ける)
「コトリちゃん背負っている革袋をアイテムバックに入れようか」
(コトリちゃんは、革袋を渡しながら)
「うん、コトリのおじいさんもアイテムバック持っているんだ、ダンジョンの宝箱
にあったんだって。」
(アイテムバックて貴重品なんだ、ましてアイテムボックスは、気を付けないと)
「コトリちゃんキックボードのハンドルの黄色い所を持ってね、チョト待ってね」
(素材指定は世界樹の素材、2周り小さいヘルメットをコピーと)
「これなに?・・お鍋?」
(不思議に首を傾げ、色んな角度から見ている)
「コトリちゃん、これは頭を守るヘルメット、被ってね」
(顎ひもを締めてやる)
「コトリちゃん、世界樹へ向けて、出発進行」
(コトリちゃん真似して)
「しゅつぱつ、しんこうー」
(時間は8時半か、また、世界樹へ戻るか、精霊様に笑われそうだ)




