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1-2 勘違いって幸せだよね

この作品は視点がコロコロ変わります。

もっと文章力があればこんなことには…


わかりづらかったらすみません!


どうも。

平成のイケメン中田健吾ことケンです。

自転車置き場に行ってみると今にも自転車にまたがり帰りそうなリオちゃん。

ってかお嬢様なのに自転車乗るんだね。


あっリオちゃんこっちみてる。やっぱかわいいなぁ。

茶色がかった髪は背中まで伸びていてサラッサラだ、顔も整っている。さらに…む、あれは……なんとD!いやまさか…Eか!?さっきの娘もCはあったよなぁ…レベル高いぜコンチクショウ!俺のドストライクゾーンだぜ!ヒャッホイ!!

さーて、ここは紳士的にいったりますかぁ。


「リオちゃんだよね?俺は万事団の団長の中田健吾。ケンって呼んでいいよ」


「はぁ…」


おっと俺が格好良すぎて惚れさせちまったようだ。全く困ったお嬢様だこと。


「リオちゃんストーカーに遭ってるんだよね。俺ら万事団がリオちゃんを護衛するよ」


「構いません。自分の身は自分で護るので」


「いやいや、そのストーカーがものすごく強かったらどうする?リオちゃんじゃかなわないぐらい」


「私はある程度護身術は会得しております。それに護身グッズも持ち歩いているので心配には及びません」


「でもさぁ…相手が集団だったら」


「構いません。忙しいので帰ります」


いやぁ〜つれないねぇ。いわゆるツンデレってやつか?

おっと、ノブたちが来たみたいだな。


「おーい、ノブ。なんとか説得してくれよ」


「はいはいわかったよ」







――――全く変な男に狙われてしまった。いいと言っているのにしつこい男は嫌いだわぁ。

さっさと帰れってーの。


「おーい、ノブ。なんとか説得してくれよ」



また誰か来たのね…。本当にレイは心配性なんだから。



「はいはいわかったよ」



「えと…新城さんだっけ?古河さんに言われて来たんだけど。物騒な世の中なんだからさ、何かあってからじゃ遅いし俺らに護衛させてくんねーかな?」


こいつらしつこいわねぇ…。私は振り返って思いっきり断ってやろうと口を開いた。

だが口から飛び出したのは…







「よろしくお願いします!」







…だってその……ノブって人格好良いんだもん。

180ぐらいある高い身長に長めの髪。目は切れ長で少し怖いけど逆にそういう所も私は好きだ。

ってかもう一目惚れ。

こんな人に護衛されるなら全然オッケーよ!



「んあ?あ…あぁそうか。よろしく新城さん」


「リオって呼んでください」


「…わかった。えーと…リオ。てか敬語使わないで良いよ。タメじゃん」


「はい!…じゃないわかった!」



あ〜。甘い声だなぁ。彼女いるのかなぁ。


「じゃあお願いするね」


そうノブに笑いかける。ついでに隠れてレイに親指を突き立てる。よくやった。

するとレイはにっこり微笑んだ。



「なんで俺の誘いは断ってノブだと一発オッケーなんだろ?」


「そりゃあ…。ケンがキモ……ノブと俺がいまいちだったからケンの格好良さに気づいたんだろ」


あり得ないから。いくらバカでもそんなこと信じるわけ…


「やっぱりそうか。素直じゃねぇなぁ」


信じたよ…顔はそこそこでも頭がバカだと悲しいわね。


「あのバカどもは放っておいてくれ」


ノブ君の呆れた顔。いいわぁ〜。


「おい!ヒデはともかく俺までバカとはどういうことだ!ごめんねリオちゃんこいつ口が悪くて」


うん…コイツウザイ。


「うるさいケンは置いといて。そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?新城さん」


軽く流した!ウザいけどかわいそう。ウザかわいそう。

携帯を開いて時間を見ると、もう6時が過ぎていた。


「あっそうね」


えーと、ヒデ君だったかな?

ヒデ君の提案で帰ることになった。












3人の護衛のおかげかいつも感じていた人の気配はなかった。やっぱり気のせいじゃなくてストーカーはいたんだ。もっと早く護衛頼んだら良かった。

いや、でもノブ君以外の人になってただろうから頼まなくて良かった。他愛のない会話をしているうちに家に着いた。



「今日はありがとう。レイもありがとね」


「私は何もしてないよ。みんながいてくれたから」


「そうだぞリオちゃん俺と一緒にいれば安心だ!だから俺と付き合っ…」


ドコッ!鳩尾に一発!そして自転車から崩れ落ちる中田。いい気味ね、誰があんたなんかと。


「はい黙れ〜。気にしないでアハハ〜」


ヒデ君はなかなか中田の扱いに慣れているようね。

この人はあまり怒らせないほうがいいかも…



「じゃあなリオ」


「うん。バイバイ」


ノブ君が優しく微笑みながら手を振る。ヤバいヤバいヤバいこれは天使の微笑みだわ〜あっでも天使って顔じゃないわねだったらなんだろでもやっぱり格好いい結婚して〜〜〜!(壊れてます)


こうして私の幸せな1日は終わりを告げた。

明日が楽しみなんて久しぶり♪













ども。再びケンです。

リオちゃんを送り届けて帰り道が同じのヒデとレイちゃんも帰った。

さりげにフラグたててんじゃねえよ。

まぁ俺にはリオちゃんがいるけど。

「リオちゃんかわいいな」


「何!?リオちゃんは俺のものだこの不届き者!」


「いやいや付き合うとかそんなんは考えてねえよ」


まぁ俺とお前が勝負したら俺が勝つに決まってるけどな。

ちょっとからかってやろう


「お前にはミナとサキがいるもんな」


「あいつらともそんな関係になることは望んでない。っていうかそういうのはしばらく関わりたくない」


「まだナオのことひきずってんのか」


「そう…かもな」

「ナオもそんなんじゃ喜ばねえぞ?」


「あいつがどうこうじゃなくて…俺自身が浮いた話にしばらく関わりたくないだけだ」


ミナとサキとナオはノブとヒデの幼なじみだ。

5人は幼なじみとして仲良くやっていたってヒデから聞いている。

まぁ俺は中学が違うから何があったのか詳しくは知らねえけど、中学時代に何かあったらしくノブはどんなに可愛い娘に告られても断っている。彼女を作りたくないんだと……少しくらい俺にわけて…やっぱリオちゃんいるからいいや。



しばらくは週1投稿ができそうです。

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