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プロローグ「助けて、ヒーロー。」
プロローグ。凄い短いです!すみません!
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「・・・・・助けて・・・ヒーロー。」
かつて、その言葉を聞いたのは遠い昔。
確か、子供向けのアニメで悪者が出た時なんかにキャラクターがヒーローを呼んでいた...
もしあの時にヒーローが助けに来てくれていたなら、いや、もしあの事件そのものが起こらなければ私は幸せを...普通の日常を謳歌していたんだと思う...
あの日...
私の日常が壊れて、
私の心はボロボロに砕けて、
私の身体に恐怖という二文字を刻みつけた。
私のヒーローは、この世界にいるのかな。私のことを助けてくれるのかな。
そんな期待を抱いたところでどうしようもないのに、私の砕けた心は叶わない願い、希望を信じている。
だから...
「助けて...ヒーロー。」
その言葉は誰にも聞こえないような、小さな小さな声で紡がれた。
読んでいただき、ありがとうございます!
プロローグ短くて面白くないって感じる方もいると思いますが、これからですよっ!多分(笑