育美、大人の大ピンチ!!
ギャー。これもろ15禁です。苦手な人はbackして次のお話をどうぞ。(話わからなくなるかもしれないですけど・・・。)
「けっ結婚!!!」
育美はあまりの突然の台詞に思わず息を飲む。だっていきなりプロポーズされたら、突然ナイル川が消えたように驚くもん。
「もちろん、すぐ結婚って訳じゃない。高校を卒業して落ち着いたらしようって決めているんだ。」
当たり前だ。今から婚姻届けを出しに行ったら、受付の人からどんな目で見られるか。第一、私無事に卒業できるかどうかもわからないんですけど。
「そんなこと気にする心配はないよ。俺はお前が卒業するまで、ずっと待ってるから。」
なんならあと何十年も待ってろ。この自己中の塊が!
「っていうか。まだ私言ってないことがあった。私今、あんた以外に彼氏いるんだよね。だからあんたと結婚なんて無理。じゃあ、そういうことでさようなら。」
育美は一方的に別れを切り出した。その時、七瀬は育美をフェンスに向かって押し倒した。
「そいつ、どんな奴だ。」
七瀬はさっきとは違って、顔色を変えて育美を睨み付ける。
「えっと・・・七瀬とは違って大人しくてひ弱だけど、心は誰よりも優しい奴。」
「ふーん。でも、育美は俺と結婚する運命なんだ。そんな奴、俺が消してやる。育美は俺だけのものだ。」
そういうと七瀬は育美の顔を自分の前に引き寄せ、キスをした。
「ちょっと七瀬、やめて・・・むぐっ」
七瀬は育美の唇を奪うと、そのまま自分の舌と育美の舌とを絡ませる。
「んっ・・・・・・なっ・・・なせ・・・つっ・・・」
育美は自分の口の中で起こっている出来事に焦る一方、口の中でねっとりした気持ち悪い感覚に恐怖感を覚える。そして、やっと七瀬の唇が育美の唇から離れる。育美は呼吸困難に陥ったようにゲホゲホと咳き込む。
「育美はまだこういうこと経験したことないでしょう?だったら、俺が教えてあげるよ。とっても気持ち良くなることを。」
そういうと七瀬は、育美をひょいっと抱き上げ、そのまま屋上の隅っこにある倉庫へと連れ込む。
七瀬は倉庫の鍵を閉めると、育美をマットの上に座らせた。そして、七瀬はいきなり自分の着ていたワイシャツを脱ぎ始め、Tシャツいっちょになった。
「怖がらなくていいよ。育美は何もしなくていいから。ただ、気持ち良くなるだけだから。」
そういうと七瀬は、育美の首筋をペロッと舐め始める。
「ふっ・・・くっ・・・。」
育美は何も抵抗できず、ただ七瀬のされるがままになっていた。七瀬が育美のあちこちを舐める度に体が熱く火照ってくる。
「育美もだんだん気持ち良くなってきたね。じゃあ、そろそろ本気だそうかな?」
次の瞬間、七瀬がいきなり育美のワイシャツを脱がし始めた。育美は必死で抵抗するが、男の力に勝てず、ついに全部脱がされてしまった。育美は下着一枚だけにされてしまい、必死で胸を隠していた。
「いい体してるね、育美。こんな体、触らずにはいられないよ。」
七瀬は息を荒く吐き、育美の体を触ろうとする。
「やっ・・・七瀬・・・やめて!」
育美は抵抗するが、七瀬に両腕を掴まれ、もうこれまでだと思ったその時。育美に救いの手が差し伸べてきたのだった・・・。