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Phantom

作者: たえん


1. 手



あー、まず最初に言っておきたいんだけどさぁ。

俺そこもう引越しちゃったんだわ。だから証拠とかそういうもんもないし。


それに怖い話っていわれてもなぁ。俺そういうの詳しくないんだよ。あんまその手の話とか読まないし、うさんくさいっていうか、うそ臭いっていうか。まぁ、ようは信じてないんだ。そういうことを。霊感もないし。


うーん、怖がりの言い訳だって?そうかなぁ。そうなんだろうか。肝試しとは平気だよ。わりと。

そうか、白けるんだよ。何となく。あー、場が読めないって言うか。迎合できないっていうか。でもってそういうこと言うとさ、やっぱ場が冷めるじゃん。だからそういう話するけどさ。

ってここまで言ってたら、十分どん白けか。

ともかくさ。


あー、なんか今になって考えたらやっぱアレってヘンだったよ。うん。

ベランダにね。手があったんだ。

白くて細いきれいな腕がね。


うーん、そうだなぁ、肘から先かな。だから最初見たとき近所からゴム手袋でも飛んできたんだと思ったのさ。

夜だったし。結構その晩は雨風が強かったから。

あ、そうか丁度今くらいの季節だ。

いやいや、ベランダなんか出ないよ。

帰ったらクーラーだし。そこ大きい道路に近くて、排気ガスのおかげで外に洗濯物干せないんだよ。

いつだったか、汚ねぇベンハーサンダルが片方飛んできてそのまま一冬放置したし。

ついでに言うなら、その晩は酔ってた。飲み会があったんだ。


で、帰宅してこう横になって。そしたら酷い風雨のせいでがたがたってベランダの窓ガラスが鳴ってさ。そしたら見るじゃんそっち。そしたらカーテンの隙間からベランダの端っこに落ちてる腕が見えたのさ。


うーん、確か手のひらを下に向けて。ベランダに平行に。だから切り口とかは見えなかった。なんつっても。そんなとこに腕なんか普通落ちてるって思わないだろ。だから、あー手袋だって思って。

眠ったんだ。そのまま。酔ってたし。


や、怖くなかったよ。正直。そのときは。

そりゃあさ、血まみれとか、動いたとかなら怖かったと思うけどさ。

そんなんぢゃなかったし。


朝になって、何となくベランダ見たけどなかったし。

見間違いか。夢か。

それで終わりだよ。


ナニ、怖くもなければオチもなしって。

誰がそういう話って言ったよ。

ただし。

これでホントは終わりじゃない。


また出たんだ。

やっぱり雨の晩に。


やっぱり同じさ。酒飲んで帰宅して、ふっとベランダ見れば、転がってるんだ。

腕が。

きれいな腕だった。

白くて細くて。滑らかそうな肌に、繊細で優雅な指。

うーん、爪もきれいに整っていた。


どうしたって。そりゃ今度はびびったさ。

でもよー、見なかったことにしたかったけど、本物だったら困るじゃん。ほら事故とかなんかで腕だけ飛んできたとか、世の中ナニが起こるかわからんし。

酔ってたし怖いもの見たさもあったし。

よーく、観察したのさ。

見間違いで通報して、実は酔っ払いの妄想でしたじゃしゃれにならんし。

仕方なく。


ホントにそうかな?・・・仕方なく?

いや、そうじゃない。

びびったのはホントだけど、怖くなかったんだよ。

で、しばらく見てたら。

すーっと雨に溶けるように消えたんだ。

跡形もなく。


どうしようもないだろう。じゃぁ、あんたならどうするよ。

とにかく明日も仕事あるし。眠ったよ、そのまま。

いまでもそうするな。カーテン閉めて、なかったことに。

だって誰に相談するよ。それが俺にだけ見えるものかしれない。その相手に見えるとは限らない。正気を疑われるのがオチだよ。


えっ?

話はそれで終わりかって・・・・

・・・・うーん、そうだな。終わり、なんぢゃないかな。収まり悪いけど。

・・・・・。

待てよ・・・

・・・・待ってくれ。

・・・お、わり、ぢゃない。まだあったよ。

それ。

や、だから。

腕、さ。

終わりではないんだよ。話も、さ。


腕はね、雨降って飲んで帰ればベランダに必ずあった。

・・・必ず。

絶対に。

逆に言えば、雨の晩以外は見えなかった。

そして雨の晩でも飲んでなきゃ見えなかったし、飲んでても晴れてる晩は見えなかった。

ある種の心眼はアルコールによってその開眼をうることがあるらしいそうな。

波長が合うんだとさ。

アルコールはその波長への同調ラインを増幅させうるんだとよ。

雨の日も同じ。

境界があいまいになるらしい。ナンのってさ、あっちとこっちのだよ。

つまりこの世とあの世の。

どっちも眉唾だが。



それにしても。

そりゃぁね。きれいな腕だったよ。

造り物みたいに。

滑らかな白磁の肌は雨に磨かれてより一層艶めきを帯び、爪なんか象牙をはめ込んだみたいだったさ。

そりゃもちろん、あるべき皺とかもあったし、黒子もあったんじゃないかな。多分。

それらが全部ひっくるめてあるべき箇所にあって、調和という意味で完璧な腕だった。

但し、腕、という言葉から連想されるような健康的な色合いは見えなかった。

まぁそれはそこ。夜だし。雨降ってるんだし。

そこだけ切り離されたような感覚でさ。

ま、落ちてる腕は切断肢だけにね。


ここで強調しておきたいんだが、別に腕フェチとか手とか指にもその他のそういう特殊な嗜好はそのときもそれからも持っていないからね。

それでも。

腕はきれいだった。

現実感なくてね。もうそれこそモノだよ。

腐ってくるわけでなし、匂ってくるわけでなし。


その年は雨が多かった。

そして飲む機会も多かった。


心のどこかで、今日はあるだろうか、いややっぱりないんじゃないだろうか。

そんなことを考えながら杯を重ね傘を差しておんぼろアパートに帰った。

するとそんな晩は。

腕があった。

ひっそりと。

ナニをするわけでもなく、ナニを主張するわけでもなく。

ただそこに腕が転がっている。

いつも同じ場所。

せめて出現のたびにだんだん近寄ってくるとか、あるいは薄く光るとか、そういうありがちな怪奇現象でもあれば。

おれは。

気持ち悪いとか。

怖いとか。

そういう当たり前の感情を覚えれたんだろうか。

ただそこに腕が。

ある。

あるだけ。

なんの意味もなく。

おそらく知っているのはおれだけ。ひょっとしたら本来の腕の主は知っているのかもしれないが、実際にそこに腕しかなければそれは知覚の埒外だろう。

ああ、まったくそれは。

それは予定調和の予定不和。あるべき日常のありうべからざる非日常。


雨はほんとうに多かった。

よく降る晩もあれば、極め細やかな驟雨がすっぽりと街を包むような晩もあった。

雨は境界をあいまいにする。周囲への関心もあいまいにする。

だって人は濡れている状態を心よしとはしないから。

夏であれば、ましてや雨であれば。

人は居心地のよい殻をヤドカリのように求める。

そしてそこに安逸を求め始めるだろう。

雨が降っている。

やがて。

いつのまにか。

そんな夜は。

いやそれどころか。

少しでも夕方曇り始めれば。

大気が湿り気を帯び、独特の気配を醸すようになれば。

・・・・落ち着かなくてそわそわして。必要もないのに飲みに行き、必要もないのに杯を重ね。

酔った。

酔いたかった。

そして。

一晩中、ぽしゃんぽしゃんと雨だれの音に耳を傾け。

やっぱり腕が落ちていることを。

そこに腕があることを確認せずにはいられなくなった。


そして。

あれば。

どこかしらほっとした。

ここにはあるべき調和がある。言い方はおかしいが、そういうことだ。

誰にも言えない、誰にも言わない・・・・そう、いわば秘め事。

別になんだ、孤独だったとか、一人が寂しかったとか、そんなんじゃないと思う。

それは特別なことに思えたんだ。

冷静に考えるまでもなく、これはひどく厭わしい恐ろしいことだ。

だが。

それが。

それが腕でなかったら。

こんなに無機質なまでにきれいでなかったら。

だけどそこにある腕は。

うでは。

とても・・・


これはおかしい。おかしいだろう?

何を期待してるんだ?

何がしたいんだ?

意味もなくいらいらした。

何をしている?

・・・待っているのか?(待ち望んでいる?)

ぞっとした。

押し寄せてきた現実感に打ちのめされた。

これ以上深く考えたくなかった。

背中に冷水を浴びせられた気がした。


だから俺は。もっと早くにすべきだったことをした。

そうさ。

少しでも常識の有る人間ならそうするさ。

ベランダを掃除したんだ。徹底的に。

もともと何もおいてなかったベランダだ。

どっかから迷い込んだ落ち葉とか糸くず。排気ガスでうっすらとすすけた煤煙まみれのそこを何杯ものバケツの水で流した。

もちろん、どこにも腕はない。

腕なんかあるはずもない。

そう、どっかから飛んできたゴム手袋だってない。

何もないんだ。

最初からない。あれは何かの間違いで。

そうでなくても無害で意味もない幻影。

おそらく疲れていただけなんだ。

酒も止めよう。幻影をみるなんてアル中半歩手前だよ。


これでよかった。

これでいい。

ああ、これですんだ。

もとの生活に戻れる。

戻れる?

戻るってなにさ。


・・・・・だけどあのうでは。ほんとうにきれいだった。








知りたいか?次の雨の晩にどうなったか?

そうだね。

たぶん、おかしいんだろうよ。

やっぱり飲んだよ。それもしたたかに。

見たかった。もう一度。


そして。

酔いに身をまかせ、酒の勢いも借りて。

いそいそと。

イトシイモノが待つかのように。

狭くて汚いアパートに帰ったよ。


胸が柄にもなく高鳴った。

おかしなことにこの期に及んでも恐れてはいなかった。

怖くはなかったんだ。

腕のことは。

だってこの世から切り離された何のしがらみのないモノに見えたし。

そりゃ、思うところあって出てきてるんだろうけど、それは全くうかがい知れないし。

訳のわからない、知りようもないことだから。

正直、知りたくなかったんだ。

別に自分で物語作りたくもなかったし。


わからないかなぁ。そこにあるだけでいいんだよ。

そこに。

それで完璧なんだ。


だから。

あってほしい。

あってほしくない。

そんな相反する望みに酒の酔いだけでなく頭がくらくらした。

いままでと同じ。

雨の晩。

酔っている。

カーテンからそっと覗いた。


くどいって?

そうだね。

あったかって?腕が?きれいな腕が?


ふん。だから引っ越したのさ。

おそれおののいてね。



ほら、怖くないって言っただろ。怖くはないんだよ。

その現象事態はね。

ねぇ、本当に怖かったのはさ。


簡単に踏み越えれるってことなんだよ。


ああ、そうさ。

だからね。

もう雨の晩には飲まないし。

もし飲んでしまったら、絶対に。

絶対に。

窓の外を見ない。

特にベランダは。


なんかね。もしついてきてたら。

今度は踏みとどまれないかもしれないし。

踏みとどまりたいかどうかもわかんないし。


ほら、今晩も雨が降っているよ。








2. 足



怖い話?うーん、怖い話しねぇ。

あ、あるよ。

ねぇ聞いてよ、先月よりねぇ2kgも太っちゃったよぉ。

どうしよ、服入んないよぉ。

絶対怖いよ。


や、いやぁねぇ冗談よ、冗談。そんな怖い顔しないでよ。あ、これも怖い話か。

うそうそうそ。

わかったわよ、さくさく話進めればいいのね。


ほら、腕の話ね、あれって脛毛がびっしり生えたむくつけき脚だったら、迷ったりしなかった話でしょ。

なんか次の日には盛り塩なんかしてたりして・・・

ああ、はいはい、あたしの話ね。はい、は一回って・・・意外と細かいね。


うーん、若い頃の話よ。けんか売ってないって、10代の頃の話よ。

そういう年頃ってあるぢゃない?自分も周囲も持て余すみたいな?

そういう時期にね。

足、そう足音を聞いたことがあるの。

怖い?怖いンぢゃないかな、多分。

これも夜の話。

ま、昼間のそういう話は間が抜けてるだけか。


一般的に怖い足音って近寄ってくる音でしょ。

でもあたしが聞いたのは、遠ざかる足音。


こつ、こつ、こつ、かつ、こつこつ、かつーん、


それが夜のしじまに木魂する。

寂しい音だったわ。

とても。

怖いかな。そうよね怖いわ。

だってね、その足音はあたしの部屋の扉の前からはじまるんだもの。


時間は決まってなかったわ。家族みんなが寝静まったころ。

あたしだけが起きている時間。

とりたてて文句のない建売の一軒家。とりえは新築だったこと。

なのにそういうのってついてないっていうのかしら?

宅地に造成される前はどんなだったかわからないし。

そのころあたしの部屋は一階にあったの。


そうね、家族との間は決して悪くはないのよ。そのころも今も。

引きこもりになるほどの思い切りもなく、かといって自己主張のつもりで(あるいはつもりでなく?)荒れてみせることもなく。親にとっても兄弟にとってもどこにもひっかかりない存在。

それがあたしだった。


だからかな。ときどき眠れなくなった。

そんな夜に。

ある日、足音が聞こえた。

唐突に。

あたしの部屋の前から。


静かに。でも強く。

遠ざかる足音。

フローリングの床とはいえ室内ということを考えれば、素足か靴下もしくはスリッパ。

なのに硬質の足音。


かつ、かつ、かつ


最初は家族の誰かがトイレにでも行くんだろうと思った。

でもおかしいのは。

近寄ってくる気配もなく唐突にはじまるそれ。そしてその先にあるべき、例えば扉の開く音がないこと。

全身の血の気が引いた。

歯がかちかち鳴った。ほんとうにそういう震えがくるって始めて知った。

どっと嫌な汗が体中に噴く。全身の神経が耳になる。

だれ?

なに?

ひょっとして強盗?不法侵入者?

そして明日かあさってには全国ニュース?


だけど足音は遠ざかり・・・・消える。


布団を被っても拭いきれない恐怖。

もう一度、あれがはじまればあたしは叫ぶだろう。

だけど叫べないかもしれない。

本当に怖いと声一つでない。

咽喉の奥で消える。

いやあれは・・・やっぱり家族の誰かだったのか。

部屋から出ればよい。

部屋から出て確かめればいい。

だけど。

足音は消えてしまったけど、扉は開かなかった。

じゃあそれはまだ家の中にいるの?

出ていったわけじゃないの?

全身の神経がきりきりとねじあがるような感覚。

咽喉がからからになり、パニックがこみ上げる。

いやそんなはずはない。あれは聞き間違いだろう。

家がきしんだだけなんだ。きっと。

ナンにせよただの足音じゃないか。

そうだ。

そうだ足音だ。


ちょっと不規則な。

だから確かめよう。恐怖はあたしの中にあるんであって外にあるんじゃない。

だけど。

布団からでることもできない。

部屋の外は闇。

ナニもない。

そうあるのは。


手で触れそうな漆黒の深い深い闇。

そうよあの真っ黒な羊羹みたいな黒よ。

どことなく甘みさえ感じれるような、まるでそこに入っていけないような。のっぺりとした硬い闇。

闇さえもあたしを拒絶する。

部屋の向こうは何もなくて、何もないどころか闇だけが。

闇だけがひしひしとみっちりと押し寄せてくるような。

ちっぽけなあたしはこの部屋だけが居場所で。

ここから先へは出られない。閉じこもってしまえば、それだけで完結する。

でも違う。これは違う。

厳密な意味で言えば、ここは親の家。親が用意し親の意図した箱。

あたし自身のものは何もない。

ちっぽけなあたしは自分の中からどうやって出て行けばいいのかもわからない。


こわい。

こわい。

こわい。

おーそーとはこーわいよ。


あたしのなかで幼い声が歌う。

そしてあたしの部屋の扉の前からたった一人で遠ざかっていった足音。


かつ、こつ、こつ、かつ、


恐怖ってなにさ。

それは未知なるモノへの恐れ。


あれはどこへ行く足音なのかしら。そこはいいところなのかしら。

どうしてあんなふうに刻み込むように歩いているんだろうか。


そしてそれは孤独なんだろうか?自由なんだろうか?


ふいに息が詰った。

さっきまでの恐怖が一変してもう一度あの足音を聞いてみたくなった。


出て行く足音。

遠ざかる足音。


現象自体は単純。でも意味は不明。

そして意味づけできるのはそれを聞いたあたしだけ。


あれは何?

そして誰?


息苦しい。息苦しい。

悲しくなるほど寂しいような足音。

誰に聞かれることもなく幾夜を巡り歩くのか?


そっか怖かったのは。あれが寂しい孤独の足音だからだ。

誰にも知られることなく、誰にもその意図を汲み取られることなく。

何処へ行くとも何処から来たのかもわからない。

その孤独が、不可解な無意味さが。

怖かったんだ。


と、ここまで考えを紡いでやっと落ち着いた。

実際それ以降、二度とその足音を聞かなかったの。

でも耳の奥に木魂するそれは決して消えやしない。

思い出すたびに、小鳥のように心臓が躍り上がる。


もう一度、聞きたい。二度と聞きたくない。


それはあまりにはっきりと聞こえすぎたたった一度の怪しい足音。


だってあたしは。

それを。

その足音の主を。


自分自身だと思ってしまったから。


あれはあたし。

ここから逃れたい逃れたいとそれを考え続けた願望が。

逃れることもできずに巡ったものじゃないかと思うから。


怖くなかったかな。

でもいいや。

ほらまた今晩も夜がくる。

あたしはぴっちりと扉をしめてしまおうと思うのよ。








<了>


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