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一人百首  作者: 奈月遥
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だいくじゅうにしゅ わたぐもの ちぎりうかぶる あおぞらに よまつりおもふ こどものえがお

第九十二首

綿雲の 千切り浮かぶる 青空に 夜祭思ふ 子供の笑顔


 夏の果てしない青空に、ちぎれて浮かぶ綿雲を見たら。

 思い出すのは、一つしかないよね。

 夜祭で買ってもらう綿あめを。

 口と手をべたべたにしながら。

 頬張ればすぐに溶けて消える不思議な甘さに、大人になっても心躍らされて。

 思い出したら。

 あの雲を手に取って。

 食べてしまいたい。

 そんなことができたら。

 きっと、子供はみんな笑顔になるよ。

 不思議で楽しい綿あめを。

 夜祭で預けられるだけで、満面の笑顔を見せてくれるんだもの。

 もっと不思議で楽しく、綿雲をちぎって、頬張れたら。

 きっと、それって平和ってことね。


わたぐもの ちぎりうかぶる あおぞらに よまつりおもふ こどものえがお


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