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一人百首  作者: 奈月遥
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だいはちじゅうにしゅ すさまじき ねぶかきゆきの のこるれば あくるはるなつ わきみずめぐむ

第八十二首

凄まじき 根深き雪の 残るれば 明くる春夏 湧水恵む


 まだ道に雪が残り、心なしか寒さを感じる。

 街中でこの様子なら、山奥にはもっと雪があるんだろう。

 その雪が春に溶けて、山に染み込み。

 夏まで湧く雪解け水になるなら。

 きっと今年は水に困らず。

 稲が豊かに実るのでしょうね。

 街を沈めた雪もまた、未来には幸いを約束する因となる。

 振り返れば、全てに意味がある。

 だから。

 きっとどんな困難があっても。

 くじけないで。


すさまじき ねぶかきゆきの のこるれば あくるはるなつ わきみずめぐむ


 おいしいお米が、今から楽しみ。


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