表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一人百首  作者: 奈月遥
PR
60/103

だいごじゅうくしゅ ひもくれて せつなくなきし はらのむし ふゆのきたりて みもおもふなり

第五十九首

日も暮れて 切なく鳴きし 腹の虫 冬の来たりて 身も重ふ(思ふ)なり


 くきゅるるる。

 お腹が空いた。

 お腹が空いたよ。

 冬の日が暮れて、まだ茜が差し込む時間。

 時計を見たら、きっとまだ五時にもなっていない。

 それなのに、お腹の虫は切なく鳴いて。

 空腹をわたしに訴えてくる。

 まって、まってよ。

 お家に帰るのには、まだまだ距離があるの。

 くぅ、くぅ。

 まてないの?

 道を歩けば、コンビニが次から次に目に入り。

 わたしに買い食いなんか進めてくる。

 たい焼き屋さんに、ハンバーガー屋さんに、クレープ屋さんに。

 なんて街には誘惑が多いの。

 冬よ、冬になっているんだよ。

 体重が増えるんだよ、困るんだよ。

 ああ、ああ、ああ!

 お腹空いた!

 早く帰ろう!


ひもくれて せつなくなきし はらのむし ふゆのきたりて みもおもふなり


 とりあえず、肉まんくらいはいいかしら。おいしいし。

 はぐはぐ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ