表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一人百首  作者: 奈月遥
35/103

第三十四首 果てもなき 空を渡るは 風なれど 果てなき想ひ 持つは人なり

だいさんじゅうししゅ

はてもなき そらをわたるは かぜなれど はてなきおもひ もつはひとなり


 何処までも続く空。

 この星を包み込む空。

 その空を翔るは風。

 その流れは止まるとも、流れを伝える大気はなくなりはしない。

 言い換えれば、大気が動く様を風と言う。

 風とは動き。

 その動きの始まりは、何か。

 波か。

 日の熱か。

 地の身動ぎか。

 或いは、人はその言の葉を口で紡ぎ、音と成す。音もまた風。

 ひとつの声は、一人に届く。その一人が二度繰り返せば、二人に届く。

 その風は途絶え途絶えではあるけれども、世界を渡る。

 そう、悠か高くを吹き抜ける気流と同じように。

 そしてそのひとそよぎは、人の想いによって生じる。

 果てのない平和と幸福を望む想いを、人がその心に持つ。


果てもなき 空を渡るは 風なれど 果てなき想ひ 持つは人なり


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ