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一人百首  作者: 奈月遥
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だいくしゅ かれもみぢ いろあぢはひも ふかくなり 熟成したる カフェにもにたり

第九首

枯れ紅葉 色味はひも 深くなり 熟成したる 珈琲にも似たり


 秋に降り積もる紅葉した落ち葉は、落ち始めはまだ色も浅く張りがある。

 それから、からから、からから。

 晴れた空を風が吹き抜けていく。

 次第に水気を失って、黄色や朱が、紅、そして茶色へと朽ちていく。

 なんとも言えない、味わい深い色合い。

 踏みしめれば、くしゃりと。柔らかな足心地。

 まるで熟成されていく珈琲豆にも似てる。


かれもみぢ いろあぢはひも ふかくなり 熟成したる カフェにもにたり


 次第に味わい深くなっていく生き方を歩みたいと思いませんか。


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