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【常設迷宮No.1:桜街道B400】
ボス部屋の前でブリーフィングを行う。
と、言うのも階層を100降りる毎に凶悪な、ボスがいるからだ。
「いや、本当に四人が居てくれて助かったよ。この先は私達じゃあ厳しいからね」
「それは僕らも思っていたから、気にしなくてもいいよ。基本的には僕とアークが後衛、ヘイルとマーツが前衛だけど?」
それはわかってるからww。
その事を考えると
「私は後衛を守れば良さそうね?」
「いえ、今回は僕とライアで守ります。嵐火はマーツとヘイル、空地と前線に立って皆のサポートを頼みます」
珍しく私も前線に?
何か策があるのだろうか
「どうやらアークさんがINT極振りらしいので、僕と氷花で徹底的に支援魔法をかけて一撃必殺を狙います」
「成る程ね、時間を稼げばいいのか。それなら私が前線に支援魔法をかけるわ」
「任せても良いですか?」
「勿のロンだよ!ついでにフェンも出しておくわ」
と言うことでボス部屋の扉を蹴飛ばす。
『全てを掲げ打ち砕きし牙よ………』
流石に最上級魔法の多重口頭強化詠唱は長い!!
既にボス部屋に入って五分が経っている。
多重口頭強化詠唱と言うのは、魔法を発動直前の状態でセットし、同じ魔法を繰り返し(多重)、その全てを口頭で詠唱しつつ(口頭詠唱)、その傍らで他のプレイヤーが、その魔法に付与をかけることで強化する(強化)魔法だ。
これは私が紅風を復活させるときに使った魔法より難しい。
マヂでアークは何者よ?
苦笑しか浮かばない。




