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イネガルの銃弾を短剣で逸らす。
同時に左手で〔投擲斧〕スキルの〈アックスロー〉を発動、手元の画戟をぶん投げる。
しかし、敵もさるもの。
右手のP90のフルオート射撃で的確に画戟を逸らす。
そのまま照準を私に向けてくる。
「させねぇっす!!」
空地が〈私があなたを守る(アイ・アム・ガーディアン)〉で前に出てくるので、その背中を踏み台に宙を駆け上がる。
「ふぎゃぁっ!!」
「ちょっ、おい!!」
後ろからの援護射撃の射線に入っている。
だから、その銃弾を掴むことで前への推進力とする。
アルゴリズム上仕方ないが距離をとろうとするイネガルの片手間の射撃を〈移蝉〉で避ける。
〈連撃〉
〈寸剄〉
〈極め突き〉
〈鎌蹴り〉
〈撃鉄〉
〈寸剄〉
〈裏掌打〉
イネガルを風也の方に突き飛ばす。
風也もすでに武器を構えて待っている。
なら
「じゃ、あとは任せた!!」
私はクエストクリアに尽力するとしよう。
反転、街の奥に体を向け、〈駿躯〉でAGIを上げて駆け抜ける。
「じゃ、あとは任せた!!」
ちょ、はぁ!?
あいつ、マジかよ!?
「ライア!!取り敢えずそいつを抑えよう!!」
「わぁーってるよ、ったく!!」
銃倉の弾を全部敵に撒き散らす。
そして、拳銃から狙撃銃『神銃ヘカテー』に変える。
「『スコープ・リンク』『シェアウインド』『スナイプ・ライン』」
三つの補助スキルを口頭使用する。
こんなのは気分だからやらなくてもいいんだがな。
それぞれの効果は、スコープで覗いた時並の視界を得る、風で弾道がブレなくなる、射撃時に弾道が予測され、それがラインとなって視覚に表れる、だ。
さて、さっさと片付けて追い掛けるか。




