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婚活戦線異状あり  作者: 玲於奈
5/7

無認可保育園 保母

なし

しばらくして、会場は座談形式の自己紹介タイムに移った。


申し込みの順に機械的に並べられ、

そのグループで一定時間

自己紹介を行うのである。


武雄のテーブルにはたぶん自分より何歳か年下のがてん系の男。

そらから、20代後半の女性。

そして、最後にモデルと見違うかのような

長身の美女が座った。


美女にどぎまぎして隣をみれば

例の、華の女性が座っている。

こちらもまともにみられなくて

テーブルを見れば

ノートや細かい筆記用具が並んでいる。

持ち物が小さい。細かい。

なぜなんでしょうね。

こういうの好きなんでしょうね。


そうこう観察していると

司会者が話し出したので

華さんの方を見るしかない。

いいのか悪いのか。


そして、グループごとに

自己紹介が始まった

20代後半の女性

勤めは市役所。

とてもざっくばらんな女性。

飾り氣がなく、表裏がなさそうで

この方はもてるだろう

そんな氣がした。


つづいて男性。30歳。

やはりがてん系でビンゴ。

市内の土建勤務。

主に工事現場で働いているそう

昨年は、東北の地震関係で

会社の準主力がそちらに出ていて

人出不足がつづいている

そんなことを淡々と話していた。

木訥な感じ。


最後の美女。年齢25歳。

無認可の保育園に勤めているとのこと。

黒のコートを膝元に

とてもシック。

目鼻はくっきり。

女じゃないので

化粧のことはわからないが

アイラインがはっきりしている。

やはり美人は美人なのだろう。

ここに来る必要があるのか

はてなが点灯した。


ずっと美女のはてなは点灯したままだったが

なんやかやで氣さくに話しができ

全員同志という感じで時間が終了した。

そして、私たちは近隣の人と

シャッフルされ

私は次のテーブルに移った。


なし

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