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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4ヶ月以上の間、更新されていません。

BORDER

作者:SELUM
人は中枢神経系をも機械化した完全義体化に成功し、不老を実現した––––。

 2145年、都市国家・アスター・シティ・ステイトには生身の肉体の記憶がないレイラ=エマ=シエルという完全義体の女がいた。彼女は特定の組織に所属せずに仕事を引き受ける〝ノマド〟として生活していた。そんな彼女にはS級ハッカーとして〝OWL〟という裏の顔があった。

 レイラはある時、完全義体化が実現したことで人々の『死』に対する意識が希薄となった時代、完全義体への移行に際してリアルな死を実感するために死を届ける国認可の仕事である『死贈』の依頼を引き受ける。ターゲットは都市国家を牛耳る大企業・シンドウ社常務取締役のマルト=ジンカワ。レイラは彼を殺すことで手にした、死の瞬間を記憶したデータによって依頼による報酬とOWLとして参加する〝首なしヘドバン〟の違法オークションで莫大な金を得るはずだった。

 完全義体化したマルト=ジンカワから違法オークションの参加とOWLである証拠を突き付けられたレイラは、彼の管理下にシンドウ社特殊捜査部への所属を求められた。反対するレイラだったが、マルト=ジンカワのシンドウ社とアスター・シティ・ステイトの癒着や汚職、不健全な経済体制を崩壊させて再構築するという真の目的を聞かされる。また、マルト=ジンカワは、その生い立ちから自身を人なのか、機械なのか、自分に魂(アニムス)は存在するのか疑問を抱いているレイラに対してシンドウ製の義体を手がかりに内部からのアクセスが出来ることを話す。

 レイラはシンドウ社特殊捜査部への所属して蔓延る犯罪を解決しつつ、シンドウ社と都市国家の体制への挑戦と自身のルーツを探る決意を固めるのだった。

※章ごとに完成させて更新していく不定期更新となります。アニメ的に書きたくて、章がいわゆる1期、2期……的な感じで1話完結ものもありながら章全体のテーマ、物語全体のテーマに触れていくって形で。
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